おしゃべりタイム(8月18日)

(VOVWORLD) -リスナーの皆さんから寄せられたお便りを音楽と共にお送りするおしゃべりタイムの時間です。

ソン リスナーの皆さん、こんにちは、ソンです。

タオ こんにちは、タオです。皆さん、お元気ですか?先日は、日本短波クラブ2022ハム・フェア-実行委員会の大武 逞伯(おおたけ としみち)さんからのお知らせをいただきました。それは、過去2年間コロナで実施できなかった東京ハム・フェアが、8月20日と21日に東京ビッグサイト(国際展示場)で行われる予定だという情報でしたね。

ソン ええ、国際放送リスナーの同好会であり今年創立70周年を迎える「日本短波クラブ」では、「ハム・フェア」にブースを設け、「国際放送受信の楽しみ方」をアピールする事になりました。

タオ ハム・フェアは、主としてアマチュア無線家向けのフェアですが、日本短波クラブは短波受信機やパソコンを備えながら国際放送を聞いていないアマチュア無線家や一般の来場者向けに、国際放送受信の楽しみを紹介し、国際放送リスナー層の拡大を図り、友人が増えることを願って、このフェアに参加しています。

ソン 日本のアマチュア無線家は、世界最大級の数十万人を数え、年一回のこの集いには、日本全国は勿論、海外からの参加者を含む数万人という大勢の人が来場します。

タオ リスナーの皆さん是非ご来場くださいね。

おしゃべりタイム(8月18日) - ảnh 1北部ソンラ省にある「ナンティエン」滝

ソン ではここでお便りの紹介を始めましょう。始めに、神奈川県ふじさわ市にお住まいのリスナーからの6月26日のEメールをご紹介します。このリスナーは、Eメールの紹介の際に匿名を希望されました。

「ベトナムの声放送の皆様、お元気ですか。

私は、この5月をもちまして、60歳すなわち還暦を迎えました。ご存じとは思いますが、2022年は十干十二支(じっかんじゅうにし)では60年に一度、すなわち1962年以来の壬寅となります。60年前というと、ベトナムはまだ南北に国家が分断されており、アメリカと戦争をしていた頃でしょうか。私は学生時代の歴史の勉強で、1965年のアメリカ軍による北爆により、貴国は大変な時期だった、と習いました。

私がちょうど物心ついたのもこの頃で、よくテレビのニュースでベトナム戦争のことを報道しており耳に入っていたせいか、3才でありながら「ベトナム、ベトナム」と口に出して言っていた記憶が今でもあります。時は流れ、それから11年後の1976年、私が中学生になった時、戦争がようやく終わり国家がベトナム社会主義共和国として統一された頃、私は海外短波放送に興味を覚えて貴局に受信報告を送ると、べりレターが送られてきました。この年に私は、春から夏頃にかけて2枚のべりレターをいただきましたが、最初のものには国名表記が “Democratic Republic of Vietnam”、2枚目には ”Socialist Republic of Vietnam”となっていたのがとても印象的でした。現在では、貴国はASEANの一員として、経済発展が著しく、今は一時的にコロナウイルス感染拡大で止まっていますが、日本からの観光客にとっても非常に魅力的な旅行先となっているようですね。

短波放送自体が現代ではインターネットの台頭により、世界的に規模が縮小されてしまいましたが、今後とも貴局が短波による日本語放送を続けていただくことを、心より願っております」

タオ はい。かつてのベトナム戦争時代からのこと、それに私たちのVOV日本語放送への記憶をお聞かせていただき、ありがとうございました。

ソン ベトナムの声放送局の一員である私たちも、日本語短波放送が維持されて欲しいと思います。このことは、リスナーの皆さんからのご協力とご支援が必要です。よろしくお願いします。

おしゃべりタイム(8月18日) - ảnh 2北部カオバン省にある「バンゾック」滝

タオ では次に、兵庫県ひめじ市の・ラジオネームM4さんからの6月19日消印のお便りをご紹介します。

「夏シーズンとなり、受信状態も良好となっていました。 冬場のコンディションが今一つなので、これから是非 とも冬場は低い周波数を使用して頂きたいと願う次第です。
ところで、 つい最近まであれだけ苦しめられた Covid19 の感染は落着かれたのでしょうか? 日本では報道 される機会が減って来た為、巷(ちまた)では感染者も減少しているようです。しかしながら勤務先では、決して感染者が 減っておらず、軽症者や無症状者が増えたのではないかと思ってしまいます。無症状なら感染したかどうか分からず、 他人に感染させても分からないまま終わってしまいます。海外旅行が全面的に解禁されるのは未だ先なのでしょうが、一部では外国人観光客の受入も開始されています。 外国人観光客受入態勢ならベトナムの方が遥かに先んじているのではないでしょうか」

ソン M4さん、お便りありがとうございます。現在、ベトナムでは、新型コロナウイルスの新たな感染者数が減少しつつあります。また、重症感染者も以前より急減しています。

おしゃべりタイム(8月18日) - ảnh 3

タオ でも、この感染症の対策を継続するために、今月8月中に5歳から12歳までの子どもへのワクチン接種を完了するほか、18歳以上の人への3回目、4回目の接種の早期完了や、12歳から18歳未満の人への3回目の接種の加速が急がれています。

ソン 現在、ワクチンの接種はこの感染症の最も効果的な対策であると言われていますからね。

タオ そうですね。でも、軽症者や無症状者がいるから、外出時にはマスクの着用は必要だと勧告されていますね。ところで、ベトナムは2022年3月15日に全ての観光活動を本格的に再開して以降、国際観光活動が急速に回復しています。

ソン グーグルの旅行需要分析サービス「デスティネーション・インサイト」によりますと、ベトナム旅行に関する海外からの検索の伸び率は3月15日と比べ、現時点で約4倍に増加していますよ。特に、ベトナム国内の宿泊施設の検索は3月初めの時点では25ポイントでしたが、7月初めには100ポイントに上っています。また、ベトナム行きの飛行機の検索の伸び率は3月初めと比べ3倍に増加しています。

タオ 感染症が抑制されている現在、国内旅行はもちろんですが、海外旅行もだんだん活気が出てきましたね。

ソン 確かに。では次に新潟県新潟市の・いしぐろ・たかしさんからの7月12日消印のお便りをご紹介します。

「約4ヵ月~5ヶ月ぶりの受信レポートとなります。仕事多忙でなかなか聴けず、全く貴局の放送を聴く事が出来ませんでした。久しぶりに仕事休みの前日の夜に放送を聴くことが出来ました。ゆっくりと酒を飲みながら貴局の『音楽リクエスト』を聴くことが出来ました」

タオ いしぐろさん、今後とも引き続き私たちの日本語放送をお聴きくださり、ご意見やご感想をお寄せくださいね。

今週もたくさんの方からお便り、メッセージを頂きました。ありがとうございます。

最後に、お名前だけでもご紹介させて頂きます。

・     宮城県わくやちょうの・たけだ・おさむさん

・     東京都としま区の・おがさわら・たかしさん

・     神奈川県かいせい町の・かわせ・かずひささん

・     石川県かなざわ市の・おおくち・たかしさん

・     長野県しおじり市の・こばやし・ひでゆきさん

・     島根県いずも市の・おがわ・たつやさん

・     福岡県おかがき町の・ほかむら・ふみとさん

・     長崎県長崎市の・ふるかわ・はやとさん

・     中国四川省のMeiLinさん

・     中国 黒龍江省の王永志さん

それでは、来週またお楽しみに!リスナーの皆さん、さようなら。

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