リスナーの皆さんから寄せられたお便りを音楽と共にお送りするおしゃべりタイムの時間です。
ゴック こんにちは、ゴックです。
アン こんにちは、アンです。
ゴック アンさん、5 日から10日に、南部のベンチェ(Ben Tre)市で、第3回ココナッツ・フェスティバルが開催されましたね。
ココナッツの実で作られた竜
アン そうですね。今回のフェスティバルには24の市と同省の代表が参加し、ココナツ関連製品の見本市や、ココナツを素材にした民芸品の展示会、ココナツ素材の民芸品作りコンクールなどが行われました。開幕式で挨拶に立ったグエン・ティ・ゾアン国家副主席はこのフェスティバルの開催を高く評価するとともに、国民の生活と国の発展事業におけるココナッツの役割を強調しました。
(テープ)
ゴク ゾアン副主席が述べた通りですね。現在、ココナッツはベンチェ省の経済発展に重要な役割を果たしていますね。
アン そうですね。同省はココナッツ栽培面積が国内第一を誇り、その関連製品は日本を含む世界60カ国と地域に輸出されています。
ゴック そうですね。では、お便りをご紹介しましょうか。初めに3月4日に寄せられた東京都、足立区の あいかわ・おさむ さんからのメールです。
「今日は、3月4日日曜日です。今週は、土曜日恒例の週末行事ではなく1日遅れの日曜日の行事として、貴局への受信報告書を作成しています。3月になり、温かい日や寒い日が繰り返されるようになってきました。56歳にもなると寒暖の差は体にこたえて苦手ですが、本格的な春が訪れる前兆なのですよね。
昨日は、子どもの高校の卒業式、男の子二人の下の子の卒業式でした。仕事を除くと、おそらく親として出席できる最後の卒業式かと思い参列して来ました。21歳の上の子は医学部の2年生に、下の子は法学部の1年生になります。親としては、経済的な負担の重さに悲鳴を上げたくなる時期となりました。ベトナムの卒業式は、どんな形式で行われるのでしょうか?高校と大学では異なるのでしょうか?さて毎週末の日課である、貴局への受信報告書をパソコンで仕上げるという作業もついに20週間連続、これが23通目のお便りになります。
継続は力なりですね。また先週から今週にかけて2月9日分および16日分の受信報告書に対するベリカードをいただきました。ありがとうございました。ご覧のように、前回の手紙に添えた、これまでにいただいた7種類の受信確認証の図柄に、8種類目の新たなデザインが加わりました。ありがとうございます。美しいカードが増えていくのはうれしい限りです。」と書いてくださいました。
アン あいかわさん、お便り、有難うございます。息子さん二人が進学できることは本当に喜ばしいことですね。でも、経済面で大変かもしれません。私たちのベトナム人も同じですよ。
ゴック そうですね。さて、あいかわさんのご質問についてですが、ベトナムの卒業式は、もちろん、学校によって違いますが、大体日本と同じです。各学校は卒業者による集いを開き、校長が演説したり、卒業者と保護者の代表がスピーチを行ったりする形です。その後、卒業パーティまたは音楽界を催すケースも多いですね。
アン そうですね。では、次に3月15日寄せられた群馬県、渋川市の鈴木・よしかず さんからのメールをご紹介します。
「VOV日本語課の皆様こんにちは。外は強い北風が吹いています。杉花粉の飛散も多いという予報なので室内で過ごしています。ハノイ周辺にはアレルギーを起こすような杉の木の林は無いのでしょうね。私は目がかゆくなるので困っています。
タイ族の民謡の保存活動を行っているシュンさんの歌声をもっと聞かせて欲しかったです。時間の制約があるベトナム紹介の時間では仕方ないですが、機会が有りましたらリクエスト音楽の時間にタイ族の民謡の特集をお願いします。各少数民族で特有な民謡などを継承していると思います。特に民謡などの数が多い民族はどの少数民族ですか。7時20分頃から12015kHzの朝鮮の声の混信を受ける様になりました。VOVの方が強力なので聴取には問題ありませんでした。今回はこれで失礼します。皆様お元気でご活躍ください。」 とのお便りでした。
ゴック 鈴木さん、お便りありがとうございます。花粉症は本当に大変なので、気をつけてくださいね。
アン そうですね。ベトナムでは、杉があまりないので、花粉症はほとんどないのですが、日本にいたとき、そんな病状を体験しました。
ゴク わたしもです。 花粉症にかかったら、体がだるくて、暗い感じになりますね。私の場合、特に鼻が痒くなりましたよ。
アン ええ。そうですか。さて、鈴木さんのご質問についてですが、民謡が多い少数民族は、北部に住んでいるタイ族、ムオン族、モン族、中部高原地帯テイグエン地方に集まっているエデ族、モノン族、バナ族、サー族、南部に暮らしているクメール族などです。
ゴック そうですね。鈴木さん、近いうちに、鈴木さんのリクエストにお応えして、タイ族の民謡の特集をリクエスト音楽でアレンジします。どうぞお聴き下さいね。では、次に、3月21日寄せられた福井県若狭町の深澤・ひでひこさんからのメールをご紹介します。
「会社の関係で私は昨年ハノイに合計5ヶ月滞在していました。工場の設立と作業指導が主な業務でした。ここで苦労したのが、ベトナム人の名前についてです。職場の人たちからベトナム語で名前を紹介され、私がその方の名前を発音しても、その発音では違う人を呼んでいると言われました。たとえば日本語的に言うとロンさん、ルアンさん、ラムさんですが、ベトナム語の発音ではAnh Long、Anh Luân、Anh Lâmですね、早口で言われると誰の事を言っているか判りません。
また私の工場では同じ名前方が3名と2名の人がいます。この場合、私は正式なミドルネームを名前の頭に付けて言っていますが、地元の人たちは何か別の言い方をして区別しているようです。この名前にまつわる話題を放送で紹介して頂ければ、より深くベトナムの生活風習が判ると思いますのでご検討願います。」とのお便りでした。
アン ふかざわさん、お便りありがとうございます。ふかざわさんのご質問はとても面白いですね。
ゴック そうですね。ベトナム人にとっても日本人の名前は覚えにくいですね。でも逆に日本人にとって、ベトナム人の名前はもっともっと覚えにくいと思います
アン そうですね。ベトナム人の名前にまつわる話題はこの番組の範囲で詳しく紹介できませんが、簡単に説明してみましょう。ベトナム人は同じ名前の人が沢山います。例えば、私の本名はトゥアンですが、放送局内に5、6人いますよ。ですから、ベトナム人は、これらの人々を区別するために様々な言い方をしています。
ゴク そうですね。例えば、ミドルネームをつけて呼ぶことですね。例えば、同じトゥアンさんですが、アイン・トゥアンか、ミン・トゥアンがというふうにね。
アン ええ。そのほか、その人の特徴をとらえることです。例えば、あるトゥアンさんが太っている場合、トゥアン・ベオと呼びます。ベオは太っているという意味です。さらに、人々の故郷の名前で呼ぶこともあります。例えば、そのトゥアンさんの出身地がハノイだったら、トゥアン・ハノイと呼ばれます。
ゴク そうですね。そのほか、生徒たちは、同じ名前のあるクラスメートを区別するために、そのクラスメートの両親の名前をつけて呼びます。例えば、そのトゥアンさんの両親の名前はキムだったら、トゥアン・キムと呼ばれますね。
アン そうですね。でも、その呼び方はちょっと失礼になるかもしれないので、その人の両親の前で呼ばないのですね。
ゴク そうですね。ふかざわさん、いかがでしたでしょうか、今日は簡単にご説明しましたが、いつかハノイ便りまたはベトナム紹介のコーナーで詳しくご紹介しますので、どうぞお聞きくださいね。
アン では最近お便りとメールをお寄せくださった方々をご紹介します。
・ 山形県山形市の・たかはし・みきのり・さん
・ 群馬県しぶかわ市の・すずき・よしかず・さん
・ 群馬県たかさき市の・こばやし・しげひこ・さん
・ 埼玉県にいざ市の・いしだ・ひであき・さん
・ 千葉県よつかいどう市の・たけうち・ひろのり・さん
・ 東京都ふちゅう市の・あかばやし・たかひと・さん
・ 東京都おおた区の・くさなぎ・よしひろ・さん
・ 神奈川県あつぎ市の・あおやま・みつる・さん
・ 神奈川県ひらつか市の・みねお・けんじ・さん
・ 神奈川県横浜市の・えんどう・ひでのり・さん
・ 福井県わかさちょうの・ふかざわ・ひでひこ・さん
Ø ゴック 静岡県はままつ市の・やましろ・よしじ・さん
・ 静岡県浜松市の・いしくれ・たいち・さん
・ 愛知県とよた市の・とくいずみ・しょうへい・さん
・ 愛知県名古屋市の・てらむら・じゅん・さん
・ 三重県つ市の・やまなか・たかふみ・さん
・ 滋賀県ひこね市の・にしざわ・かずひろ・さん
・ 大阪府いけだ市の・まつもと・あきら・さん
・ 兵庫県すもと市の・ますい・じゅんいちろう・さん
・ 福岡県おかがき町の・ほかむら・ふみと・さん
・ 福岡県福岡市の・さかい・たけじ・さん
・ 鹿児島県おおさき町の・やまのうち・ゆうき・さん
・ 沖縄県なご市の・なかむら・そうじ・さん
などの方々です。