リスナーとともにおしゃべりタイム(7月20 日)

(VOVWORLD) -リスナーの皆さんから寄せられたお便りを音楽とともにお送りするおしゃべりタイムの時間です。
リスナーとともにおしゃべりタイム(7月20 日) - ảnh 1ハノイ市の光景(写真:インターネット)

ソン リスナーの皆さん、こんにちは、ソンです。

タオ こんにちは、タオです。ソンさん、イギリスの国際経済誌エコノミストの調査部門であるエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)がまとめた「世界の住みやすい都市ランキング2023年版」では、ベトナムの首都ハノイは、前年から20ランクアップして、世界173都市の中の129位となりましたね。

リスナーとともにおしゃべりタイム(7月20 日) - ảnh 2三輪自転車「シクロ」に乗りながら、ハノイ旧市街を見学する外国人観光客

ソン ええ、この結果により、ハノイは直近12か月に最も大きく順位を上げた10都市の一つとなっています。

タオ 今年のランキングでは、さまざまな項目で高いスコアを得たオーストリアの首都ウィーンは2年連続トップで、2位はコペンハーゲンとなっています。オーストラリアのシドニーとメルボルンが躍進し、3位と4位を占めました。日本からは大阪が昨年と変わらずの10位を維持しています。

ソン エコノミスト・インテリジェンス・ユニットは2月13日から3月12日まで、世界の173都市を対象にヘルスケア、安定性、インフラ整備、文化、教育の5つのカテゴリー、30項目の評価に基づいてランキングを決めています。

タオ ではここで、お便りを紹介しましょう。はじめに、兵庫県あかし市の やぐら・てつやさんからのEメールをご紹介します。

「スタッフの皆様、こんにちは。

番組で紹介された医療観光は興味深く拝聴しました。また、リクエスト音楽では伝統歌劇トゥオンの曲を聞く事が出来、ベトナムの雰囲気を味わえました。ベトナムでのヒーリング音楽や環境音楽があればご紹介お願いしたいです。そして6月17日で55歳になりました。貴局を聞きだして40年程になります。これからも番組を聞いてレポートしますので、宜しくお願い致します」

ソン やぐらさん、Eメールありがとうございます。15歳の時から、私たちの日本語放送をお聴きいただいたのですね。今後ともよろしくお願いいたします。

タオ やぐらさんがリクエストされたベトナムのヒーリング音楽を今週の土曜日7月22日に紹介しますので、どうぞお聴きになってくださいね。

リスナーとともにおしゃべりタイム(7月20 日) - ảnh 3竈の神様の紙製のお供え物

ソン そして、ご感想をお知らせくださいね。私も、ヒーリングミュージックを聴いていますよ。心をいやし、ストレス解消に役立つ音楽ですから。

では次に、大阪府せっつ市のこはら・みきおさんからのEメールをご紹介します。

「夜8時からの9840kHzを聴きました。受信状態はたいへん良好でした。さて、今日の番組『ベトナム54民族の色彩』では、北部山岳地帯に住む少数民族「テイ族」は、竈 の神様を祀るという、民俗習慣があることが、採り上げられていました。伝統的な家屋には、いろりがあって、そこにはいつも火が点されている、とのことです。それで、思い出したのですが、私の昔の家には、『へっついさん』(=竈、この地方での呼び名) があって、竈でご飯を炊いていました。ここには、『荒神 (こうじん) さん』という火の神様の神社からの御札 (おふだ) を貼っていました。もちろん、『火の用心』という意味もあったのですが、日々の暮らしの中で、火を大切にする、そのありがたさに感謝するという、昔からの生活習慣が息づいていたのだ、と思ったりします。今では、家の台所は、オール電化になり、火 (炎) が燃えているところを見る場面がまったく無くなりました。安全で、衛生的で、便利になりましたが、あまりにも人工的過ぎて、自然を身近に感じるという生活が、懐かしく思い出されました。『ベトナムの声』の放送を聴いて、そんなことを思った日になりました」

リスナーとともにおしゃべりタイム(7月20 日) - ảnh 4

タオ こはらさん、Eメールありがとうございます。こはらさんの昔の家にあるかまどのお話を聞いて、とても興味深く感じました。

ソン ずっと昔から各世代のベトナム人は、かまどの神様が存在すると信じていますので、ベトナムの都市部はもちろんですが、農村部に住む多くの家庭の台所もオール電化になった現在でも、かまどの神様を供養する習慣が残っています。

タオ 毎年の旧暦12月23日正午までに、殆どの家庭はかまどの神様に、伝統的なお供えの行事を行います。かまどの神様は、家庭内の事情を良く知っているので、家の1年の善悪を報告するためこの日に鯉に乗って天に昇ると信じられているのです。

リスナーとともにおしゃべりタイム(7月20 日) - ảnh 5

では次に、兵庫県ひめじ市の・ラジオネーム M4さんのお便りをご紹介します。

「コロナ禍前の取材のようですが、テレビの衛星チャンネルでベトナムを縦断する旅番組が流れていました。その中で、街の屋台で食べるバインミーが紹介されており、美味しそうに見えて仕方ありませんでした。当地の姫路市にもベトナム人が目立ち、本格的なベトナム料理店もオープンしています。レストランに着席して料理をオーダーするとそれなりの価格となってしまう為、 持帰り専用の店舗があれば良いのですが、なかなかお目にかかれません。以前からベトナム料理は何の違和感も無く食しており、ベトナム料理がもっと広く普及して行く事を願っています。 世界中で有名となったり、 一般化したベトナム料理と云えば何なのでしょうか?」

ソン M4さん、お便りありがとうございます。ベトナムの料理はあっさりして食べやすかったでしょう。ベトナムの料理がさらに多くの国の人々に知っていただけるよう私たちも期待しています。

タオ 鶏肉のフォー(フォーガー)、牛肉のフォー(フォーボー)、生春巻き、揚げ春巻き、ベトナム風サンドイッチ「バインミー」などは世界中で有名となり、知名度も上がっているようですね。

ソン そうですね。では次に、福岡県おかがき町の ほかむら・ふみとさんからのお便りをご紹介します。

「ベトナムの声日本語スタッフの皆さま 、さて、私の母も体が 弱くなり歩くことが困難になりました。私も身心にハンディキャップをかかえており、いつも似たような食事しか作れなくて申し訳なく思っています。ところで、御地ハノイの高齢者の方々は、健康をキープするためつとめて飲んでいる健康ドリンクや野菜ジュースはありますか?母を介護している時の喜びは笑ってくれたり、これ美味いねとごはんを食べてくれることです」

タオ ほかむらさん、お便りありがとうございます。やはり、高齢者への介護は、容易なことではありません。お母さんの面倒を見る時間や健康がご自身になければ困りますので、ほかむらさん、お体を大切にして、頑張ってくださいね。

リスナーとともにおしゃべりタイム(7月20 日) - ảnh 6乾燥ゴーヤの飲みもの

ソン ところで、こちらハノイにも高齢者向けの健康ドリンク、野菜ジュースがありますよ。例えば、トマト、人参、パイナップルのジュース、ゴーヤジュースなどです。でも、高齢者は加齢に伴って腸の消化機能が低下してきますので、生野菜のジュースはあまり飲まない方が良いと思います。

タオ そのほか、苦瓜、もしくは ゴーヤは、普段では料理に使われていますが、乾燥させたゴーヤから出来た飲み物はベトナムの高齢者に好まれています。

ソン そうですね。ゴーヤは、高齢者、特に、糖尿病の人にとってもっとも相応しい野菜の一つですね。乾燥させたゴーヤは、お湯で煎じ、お好みに合わせて温冷調整して飲むことができます。ゴーヤの飲みものは薄い苦味、飲みやすく香ばしい後味が特徴ですよ。

タオ 乾燥ゴーヤの作り方も簡単ですよ。ゴーヤーは縦半分に切って、スプーンで種を取り出し、幅2mm程の薄切りにした後、フライパンで薄茶色になるまで乾煎りします。冷めたら密封できる容器などに入れておけば長持ちします。

ソン ほかむらさん、いつかお時間があるときにやってみてください。

今週もたくさんの方からお便り、メッセージを頂きました。ありがとうございます。最後に、お名前だけでもご紹介させて頂きます。

・     宮城県わくやちょうの たけだ・おさむさん

・     東京都としま区の おがさわら・たかしさん

・     神奈川県横浜市の なつめ・まことさん

・     長野県しおじり市の こばやし・ひでゆきさん

・     兵庫県ひめじ市のラジオネームM4さん

・     兵庫県神戸市の はらだ・りょうすけさん

・     広島県広島市のラジオネーム:夜明けの一番星さん

・     福岡県おかがき町の ほかむら・ふみとさん

・     長崎県長崎市の ふるかわ・はやとさん

・     インドからのMadhab Chandra Sagourさん

・     アメリカ サウスダコタ州のDerek Thompsonさん

それでは今日のおしゃべりタイムはこの辺で。来週また、お聞きいただきましょう。

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