(VOVWORLD) - リスナーの皆さんから寄せられたお便りを音楽と共にお送りするおしゃべりタイムの時間です。
ミン こんにちは、ミンです。
タオ こんにちは、タオです。
コムともち米と一緒に蒸せる「ソイコム」=インターネット |
ミン タオさん、ハノイに秋が訪れていますね。朝晩は気温が少し下がって、過ごしやすい毎日です。秋は、ハノイの最も美しい季節と言っても過言ではありません。
タオ そうですね。 秋は美しい自然風景や、「ホアスア」という花の香りだけでなく、「コム」という若もち米を抜きにして語ることはできませんね。
ミン はい。ハノイでコムを生産する有名な所は、ハノイ市ナムトゥーリエム区にあるメーチー村です。100年以上の歴史があるメーチー村のコム生産職業は2019年に国の無形文化遺産として認定されました。
タオ メーチー村の人々によりますと、コムに使われるもち米は、固まる前の澱粉の白い汁が籾に付いている状態のものでなければなりません。そのため、秋にハノイを訪れるならば、誰もがコムを味わいたいです。
ミン 新型コロナかの影響で、メーチー村で直接買えませんが、オンラインショッピングが発展したお陰で、うちでもメーチー村のコムを買うことができます。
タオ コムの他、コムから作られた食べ物は多いです。例えば、餅風のお菓子「バインコム」、コム入り豚肉のつみれ揚げる「チャーコム」、コムともち米と一緒に蒸せる「ソイコム」などです。
保健省傘下のIVAC=ワクチン医学生物学研究所のワクチン「コビバック」=VOV |
ミン リスナーの皆さん、ベトナムに来られるチャンスがあれば、是非とも、コムを味わってみてくださいね。では、お便りを紹介しましょうか。初めに東京都練馬区のかい・もとふみさんからの8月9日受信のメールをご紹介します。
― ベトナムの声の皆様、Xin chao!東京オリンピックも終わり、本来なら落ち着いた日常が戻っているはずのところ、いまだに新型コロナウイルスのせいで異常な非日常が続いています。貴局の報道を聞くと、ベトナムでも毎日多くの感染者数が報告されており、まだまだ収束には程遠い現状ですね。そのような中、ベトナムでは初の国産ワクチンNanoCovaxが第三期臨床試験に入っていることで、羨ましい限りです。「科学先進国」だと思われて日本では、まだ国産ワクチンの製造という話は聴こえてきません。やはり、科学大国は「幻想」だったのだと思います。これも、政府がこれまで科学分野への投資を減らしてきた弊害でしょう。すぐに役立つ、儲かるもの以外には金を落とさないという、根本的な「知への不敬」がその根底にあると思っています。今回のオリンピック開催にまつわる不祥事の連鎖、新型コロナ感染防止への対応のまずさなどから、もう日本は先進国とは言えないと自分は思っています。あとは衰退していくのみではないかと危惧しています。このベトナム産ワクチンには非常に関心を持っておりますので、是非、続報を期待しております。では新型コロナの一日も早い収束を願いながら、Tạmbiệt !
タオ かいさん、メールありがとうございます。現在、ベトナムは、3種類の国産ワクチンの臨床実験を行っています。これらは、ベトナムの製薬会社ナノゲン(Nanogen)社のワクチン「ナノコバックス」や、保健省傘下のIVAC=ワクチン医学生物学研究所のワクチン「コビバック」、ハノイ医学大学のワクチン「ARCT-154」です。
ミン その中で、ナノゲン社のワクチン「ナノコバックス」の第3A期臨床実験が行われました。研究グループはその結果を受けて、1万2000人を対象にした第3B期臨床試験の実施、および、ワクチンの緊急使用許可を提案します。
ベトナムの製薬会社ナノゲン(Nanogen)社のワクチン「ナノコバックス」=VnEpress |
タオ これまで、ナノコバックスは、開発中の国産ワクチンの中で進展が最も速いワクチンです。ベトナム製ワクチンが早く許可されると望んでいます。次に、東京都足立区のあいかわ・おさむさんからの8月21日受信のメールです。
― 以上のように受信いたしました。8月11日までは猛暑でしたが、12日より降雨の日が多く、14日には、最高気温が20.2℃と10月中旬の陽気でした。ようやく週が明けて、17日頃から晴れる日が多くなってきました。夏なのに、この不順な気候は、地球温暖化の影響なのでしょうか。東京のコロナウイルス感染者数は、変異株(デルタ株)も影響もあり、感染者がさらに急増し、ここ3日間5万9人を超えています。東京の人の流れは、多少減少しているものの、若者の街の渋谷や新宿等には多くの若者が不要不急の外出をしているようです。ワクチンを2回接種済みの小生でも、breakthrough し感染する可能性は否定できませんので、マスク着用に、携帯用のアルコールスプレーで、こまめに手指消毒するしか対応策はありません。日本語課の皆様のお陰様で、日々の生活を楽しむようにつとめております。こうして諸事に積極的に向き合えるのも、妻の死後、日本語課の皆さんが小生の心の痛みを共有してくださり、小生を励ましてくださったお陰です。妻を看取って、この11月で7年になります。確かな心の平安もあります。本当に皆さんのお陰です。ありがとうございました。では515通目の受信報告書をここにお届けいたします。これからも心の憩いのひとときを求めて放送を聴かせていただきます。どうか日本語課スタッフの皆さん、くれぐれもご自愛専一の程をお願いいたします。
ミン あいかわさん、メールありがとうございます。感染力が極めて強いデルタ変異株はベトナムや世界で猛威をふるっていて、大変ですね。
タオ 先ごろ、南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株が検出され、科学者らが研究を進めています。感染力が強いかどうかや、ワクチン接種や過去の感染によって得た免疫が効かない可能性などは、まだ分かっていません。
ミン あいかわさんとリスナーの皆さん、気をつけてお過ごしくださいね。続いて、鹿児島県薩摩川内市のなかはら・しょうたさんからの8月15日受信のメールをご紹介します。
― 風景等を沢山送りたいのですが電子メールでは、動画を送ることが難しいですし写真も送信料がかかってしまいます。もしVOVに、Facebookや、インスタグラム LINE等SNSのアカウントがあれば、教えて貰えませんか?
タオ なかはらさん、メールありがとうございます。なかはらさんのご質問についてですが、VOV日本語放送のファンページがありますよ。Facebookの検索バーに、「VOV Japanese」を入力して検索してくださいね。
ミン 今週もたくさんの方からお便り、メッセージを頂きました。ありがとうございます。最後に、お名前だけでもご紹介させて頂きます。
・ 岩手県かまいし市の・しょうじ・さとし・さん
・ 宮城県わくやちょうの・たけだ・おさむ・さん
・ 埼玉県深谷市の・のぐち・みのる・さん
・ 千葉県ふなばし市の・すどう・みきお・さん
・ 東京都あだち区の・あいかわ・おさむ・さん
・ 東京都としま区の・おがさわら たかし・さん
・ 新潟県新潟市のいしぐろ・たかし・さん
・ 愛知県名古屋市の・はっとり・たつあき・さん
・ インドのMadhab Chandra Sagourさん
・ インドのShivendu Paul さん
・ フィリピンの・Zach Alvarezさん
それでは今日のおしゃべりタイムはこの辺で。来週また、お聞きいただきましょう。
Chao cac ban