ハノイとホーチミン市で、有権者との会合が行なわれる
9日から12日にかけて、ホーチミン市の第1選挙区で、チャン・ダイ・クアン国家主席をはじめ第14期国会選挙の候補者4人は市内の第1区、第3区、第4区の有権者と会合を行い、選挙戦と行動計画を報告しました。
候補者らの行動計画には、環境の改善や、医療システムの完備、国民の健康ケア、女性の進歩、社会公平のための行動、青年への雇用創出、国民の生活水準の向上などの問題が取り上げられています。
クアン国家主席は自らの行動計画を紹介した際、国家管理の効果向上や、法整備、ベトナム人民軍の精鋭化と現代化、祖国の独立、主権、領土保全の確保、政治的安定、社会秩序の維持など重要な任務を強調するとともに、汚職防止対策、民族大団結の発揮を訴えました。
また、クアン主席は、「独立、自主、国際関係の多様化、全方位外交政策を堅持すると同時に、国際社会への参入を進め、国家の地位向上に力を尽くす」と確約しました。
一方、他の候補者らは「自らの権限と任務の範囲内で、関係機関と協力し、有権者の意見や提案を受け入れ、問題を解決する」と公約しました。他方、11日、ハノイ市党委員会のホアン・チュン・ハイ委員長とハノイの候補者らはハノイ市の第8選挙区の有権者と会合を行いました。
席上、「候補者らは国会議員に当選すれば、国会の活動、とりわけ立法、監視活動の効果向上に貢献するとともに、経済社会発展、国防・安全保障の強化を目指す措置を提案し、貧困下に置かれている地域の援助に力を入れる」と確約しました。