(VOVWORLD) -5日午前、ハノイで、党中央宣伝教育委員会はハノイ国家大学と連携して、「持続可能なベトナム海洋経済開発」に関するセミナーを開催しました。
セミナーで発言に立った多くの参加者らは、海洋経済を開発するに際し、経済と国防および安全保障の調和を確保しなければならない」との意見を出しました。
開会式で発言に立った党中央宣伝教育委員会のレ・ハイ・ビン副委員長は、党と国家が常に、海･島の保護、持続可能な海洋経済開発に配慮していると明らかにし、次のように語っています。
(テープ)
「海洋経済開発は第13回党大会が打ち出した目標の達成に役立ちます。『2030年までの持続可能な海洋経済開発戦略と2045年までのビジョン』に関する2018年の決議36号は、ベトナムが海洋経済の持続可能かつ安全な発展を遂げる強い海洋国になるという目標を設定しています。最近の例で言えば、政治局は海岸地域における社会経済開発と国防安全保障に関する一連の決議を発布してきました」
一方、ハノイ国家大学のファム・バオ・ソン副学長は、「ベトナムは海洋国である。海･島は、国防や、経済、国際関係などの分野において戦略的かつ重要な位置を占めている。そこで、海洋経済開発は、国防安全保障に合致する必要がある」と述べ、次のように語っています。
(テープ)
「持続可能な海洋経済開発は、海洋の潜在力を効果的に開拓し、強い海洋国になるという目標の達成に貢献するだけでなく、国防･安全保障、領土保全の確保にも繋がる必要があります。海洋経済開発は、地域と世界の状況に合致するとともに、経済開発と国防･安全保障の調和を確保しなければなりません」