ディンホア革命根拠地の訪れ

(VOVWORLD) -ホーチミン主席は1946年から1954年にかけてのフランス植民地主義者に対抗する闘争を指導するため、北部山岳地帯のタイグェン省にあるディンホア県を革命根拠地にすることを決定しました。
ディンホア革命根拠地の訪れ - ảnh 1ホーチミン主席の記念館(写真:dangcongsan.vn)

現在、この革命根拠地は国家の特別な遺跡として認定されたほか、タイグエン省の有名な観光地でもあります。ディンホア革命根拠地の歴史遺跡・生態系観光地管理委員会の委員であるドゥ・ティ・ニャ・チャンさんは次のように語りました。

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「 ディンホア県は険しい山間部であり、森林に覆われているほか、田畑もあることから現地でも食料が供給できました。また、ディンホア県の住民は昔から愛国心と革命活動を支持する精神があり、ホーチミン主席と党中央委員会、政府の安全を確保する最適の場所でした」

歴史遺跡となったディンホア革命根拠地の総面積は5200平方キロメートルで、中には13の遺跡が含まれています。入口から入って最初にあるのはデー(De)という峠に建設されたホーチミン主席の記念館です。ここはホーチミン主席の記念館としてはベトナム最大のもので、2005年に建設されました。記念館にはディンホア革命根拠地で行われたホーチミン主席の革命活動にちなんだ写真や品々が展示されています。ディンホア革命根拠地の歴史遺跡・生態系観光地管理委員会の一員であるマー・テイ・キエウさんは次のように語りました。

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「デー峠に建てられたホーチミン主席の記念館はホーチミン主席に対するベトナム人の感謝の気持ちを表すものです。この記念館はハノイの行政府と市民がタイグェン省の行政府と住民に寄贈したプレゼントです」

ディンホア革命根拠地にあるそれぞれの谷川や山はホーチミン主席の姿につながっています。カウティ丘にある高床式の家やティンケオ丘にある藁ぶきの家はホーチミン主席が泊まり、仕事をした場所です。ディンホア革命根拠地の歴史遺跡・生態系観光地管理委員会の一員であるホアン・テイ・ヒェプさんは次のように語りました。

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「かつて、ホーチミン主席が過ごした家はいずれも地元にある竹や藁などで建てられました。家は地元に住む少数民族の伝統的高床式の家と同じものです。特に、この家の中にいる人は家のそとを見ることができますが、そとからは家の中が見えないことです。そのため、万一の場合、ホーチミン主席と幹部は家の後ろからティンケオ丘を経て、7キロメートル行くと、トェンクアン省にあるタンチャオ革命根拠地に着くことができました」

ディンホア革命根拠地の訪れ - ảnh 2ディンホア革命根拠地にある滝(写真: thainguyen.gov.vn

現在、ディンホア革命根拠地ではホーチミン主席が使った多くの品々が保存されています。毎年、国内外の多くの観光客はこの革命根拠地を訪れています。ここは歴史遺跡だけでなく、ティ、ザオ、サンチーなど多くの少数民族の居住地でもあることから、観光客は茶摘みを体験したり、地元の伝統的民謡「テン」を楽しんだりするなど様々なアクティビティに参加できます。ハノイからの観光客ホアン・アイン・ゴックさんは次のように語りました。

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「この場所の空気は新鮮で、人々も親しみやすいかたばかりです。ここを訪れると私は地元の人々とお餅を作ったり、かごを編んだりするなどの体験ができます。本当に素晴らしいです」

かつての革命根拠地が現在移り変わっています。この革命根拠地は革命の伝統を教育する場所であるだけでなく、タイグェン省の魅力的な観光地にもなっています。

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