ザライ省における信仰の自由権の確保

(VOVWORLD) -中部高原地帯テイグエン地方ザライ(Gia Lai)省には、およそ160万人が住んでいます。その内の25%は、仏教、プロテスタント、カトリック、バハイ教、及び、ベトナムの新宗教であるカオダイ教などの信者です。中でも、プロテスタントの信者が最も多く、主に少数民族となっています。
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ザライ省の行政当局は、現地住民の宗教・信仰の自由権を確保するために、あらゆる措置を足並みを揃えてとっています。また、各宗教組織は、法律に従って宗教活動を行い、民族団結の強化に貢献しています。

ザライ省人民委員会のグエン・タン・リック副委員長は次のように語りました。

(テープ)

「私たちは、宗教信仰法に従って、宗教政策を実施しており、住民の宗教活動に便宜を図っています。例えば、宗教施設の建設を補助することなどです。その他、それぞれの宗教の信者が仲良く共存することにも重視しています。」

宗教に関する国家管理作業を良好に実現するため、ザライ省は、信者が多く住んでいる場所において、党の主張や路線、国の政策、法律、特に宗教信仰法の宣伝を促しています。

ザライ省宗教委員会のグエン・バン・ノ副委員長は次のように語りました。

(テープ)

 「現在、ザライ省は、宗教信仰法に従って279箇所の宗教施設を認めています。また、信者の宗教活動に便宜を図るため、宗教施設の建設予定地の供給などにも配慮します。ザライ省における全ての宗教は、法律に沿って、平等に扱われています。」

一方、ツア(Chư A)村にあるプレイモヌ教会のブリック牧師は次のように明らかにしました。

(テープ)

「ザライ省の宗教委員会は、常に、地元のプロテスタント教会の宗教活動を補助しています。その一方で、現地の行政当局も、プレイモヌ村の宗教活動に有利な条件を作りだしていますよ。私は、プロテスタントの信徒たちに、悪いことをせずに、快適に暮らして、幸福な家庭作りに励み、国の発展事業に貢献するようよく宣伝しています。」

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信者たちは、国の政策や法律を遵守し、互いに団結し合い、快適に暮らしています。ムタ村に住むリナさんは次のように語っています。

(テープ)

「私は、毎週の水曜日と日曜日にミサに参加します。ミサに参加するたびに、気持ちいいし、心も安らぎますよ。聖書の教えを忠実に守り、良い行いをし、悪いことはしません。」

ザライ省の行政当局は、信者たちの考えや願望を把握するため、常に、牧師や、聖職者と接触しています。ザライ省行政当局の関心を受けて、信者たちは、地元の社会秩序の維持、民族大団結の構築、経済発展に励んでいます。

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