ソクチャン省における貧困者向けの家の建設への支援政策
(VOVWORLD) -南部ソクチャン省は、2023年6月~9月にかけて、貧困者向け家屋建設への支援政策を実施しました。この結果、貧困者向けの1200棟の家が建設されるようになりました。
チャウタイン町サイカップ集落に住むタック・クイットさん一家は、家の建設を支援される家庭のひとつです。クイットさんは次のように語っています。
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「元々我が家が住んでいた住宅は20年前に両親から譲り受けたものですので、もう老朽化してしまいました。地元の行政当局と公安省が家を建て替えてくれたのは、とてもありがたいです」
チャウタイン町にあるおよそ70世帯がクイットさん一家のように、家の建設費用を支援しました。チャウタイン町党委員会のレ・ホアン・ヌオイ委員長は次のように明らかにしました。
(テープ)
「チャウタイン町は、貧困者向けの家の建設を試験的に行う地方として選ばれました。公安省の基準を満たした住宅困窮世帯は家の建設が優先されました」
一方、ビンチャウ町とケサック県も、貧困世帯向けの580棟の家の建設を委託されました。新しい家の建設を補助してきた二人の住民は次のような感想を述べています。
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1.「以前の家が狭くて、老朽化してしまったので、家族全員の生活はとても大変でした。現在、新しい住宅に住むようになり、私たちはとても嬉しいです。これからは、安心感を持って、生産活動に専念してゆきます」
2.「公安省から家の建設を支援してくれたことはとても嬉しかったです。この新しい家に満足しています」
ソクチャン省における貧困者向けの一般的な家は、およそ40平方メートルの面積であり、耐久性の高い素材で建設された建物です。一軒の家の建設費用は、およそ6千万ドン、約37万円ですが、全てが公安省と地元行政当局の募金運動で集められた募金となっています。そのほか、現地の公安部隊は、家の建設にも参加するということです。
ビンチャウ町ラクホア村人民委員会のレ・バン・ニエウ副委員長は次のように明らかにしました。
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「私たちは、関連機関と連携して、貧困者の老朽化した家の解体、新しい家の建設を行いました。貧困者は新しい家に住んでから、非常にうれしい思いで、生産活動に励んでいます」
ソクチャン省は、「2021年~2025年期の持続可能な貧困削減に関する国家目標プログラム」を実施するため、貧困世帯、貧困ラインに近い世帯向けの家の建設を推進しています。貧困者向けのきれいな家は、社会保障の確 保に貢献しています。