(VOVWORLD) -ダナン市は、国内におけるインベンション・イノベーションスタートアップの拠点、及び、アジア地域で最も住みやすい港湾都市になるための多くのチャンスに恵まれています。
「 第4回インベンション・スタートアップの日」の一環で、スタートアップ企業の商品展示会 |
「2030年までのダナン市の建設と発展、2045年までのビジョン」に関する政治局の決議43号によりますと、2030年までに、ダナン市は、国内と東南アジア地域のスマートシティネットワークに繋がるスマートシティの建設を完成させる方針です。
現在、ダナン市における有利な経営環境、快適な生活環境などが、スタートアップ企業の誘致に役立つと期待されています。ダナン市の指導者と科学技術局、及び専門家らは、インベンションスタートアップ戦略を試験的に立案しました。
特に、先ごろ、ダナン市は科学技術省と連携して、「インベンション・スタートアップのエコシステムの発展に地元の力を活用する」をテーマにした第4回インベンション・スタートアップの日を開催しました。
科学技術省のチャン・バン・トウン次官は次のように明らかにしました。
(テープ)
「今回のイベントの成功を生かして、ダナン市を中部のスタートアップのエコシステム拠点に発展させる計画です。そして、中部のスタートアップのエコシステムは、全国のスタートアップのエコシステムを結びつける可能性があります。」
ダナン市科学技術局のタイ・バ・カン局長によりますと、この間、ダナン市は、インベンション・スタートアップを発展させるために、様々な準備作業を整っているということです。例えば、市内の多くの大学が、情報技術や、自動化工業、ハイテク、バイオテックなどを中心にして、人材育成を行っています。その一方で、ダナン市は、インベンション・スタートアップが発達する国から人材を誘致する目標です。また、行政当局は「ダナン市のスタートアップネットワーク調整評議会」を早期に発足させた他、「2020年までのインベンション・イノベーション・スタートアップのエコシステムの発展、2030年までのビジョン」の提案を発効しました。
チン副委員長 |
ダナン市人民委員会のレ・チュン・チン副委員長によりますと、ダナン市は、投資家に便宜を図るために、行政改革を断固として行っています。ダナン市の電子政府は、投資経営活動の円滑化に貢献してきました。チン氏は次のように語りました。
(テープ)
「私たちは、近い将来、ダナン市は、完全なインベンション・イノベーション・スタートアップのエコシステムを形成できるよう期待します。その時に、国内外の起業家たちは、ここに来て、協力し合い、投資、経営活動を行います。」
ダナン市の指導者とダナン市のスタートアップネットワーク調整評議会は、観光や飲食サービスなど地元の得意な分野で活躍するスタートアップの養成所に有利な条件を作り出すために政策の作成に努力しています。