(VOVWORLD) -ベトナム国内の幾つかの地方は、最先端のテクノロジーを農業に応用する独特な方法を講じています。中部高原地帯テイグエン地方ラムドン省ダラット市では、学校のカリキュラムにハイテク農業を盛り込んでいます。
ラムドン省少数民族寄宿学校の敷地内にあるテクノロジーを応用した野菜や花の庭があります。この庭は、500平方メートルの面積に及ぶガラスの温室、肥料散布機、自動給水装置が整備されています。
この数年間、教師と生徒たちは、授業後に、ここで、真の農民として農作業を体験します。教師からハイテク農作業の手順を習った上で、生徒たちは、植え付けや、肥料の混ぜ方、肥料散布と散水タイマーの設定などを担当します。その結果で、生徒たちは農作業の基礎知識を付けるようになります。少数民族寄宿学校の教師と生徒の手入れのお陰で、毎年、この庭は数千本の菊の花を出荷されています。
同校の教師の話を聞いてみました。
(テープ)
「生徒たちは、花を栽培し、そして花を販売します。そのお金で貯まった基金は、学校の諸活動や奨学運動、または、恵まれない生徒への支援に充てられることになります。」
一方、生徒の一人は、「この庭での手入れに参加したお陰で、野菜、花のハイテク導入栽培の方法について知識が向上している」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「私は、土壌改良の方法や、肥料の使用方法、必要な水の使用量などが分かるようになりました。家においても学校で勉強した見識を活躍することも出来ますよ。」
他の生徒は次のように語りました。
(テープ)
「学校で勉強した知識を直ちに実行に活躍したこうしたことにより、私たちは、遊ぶ時間が少なくなり、真面目になりました。それだけでなく、チームワークのスキルを身に付けるようになりました。」
ハイテク導入農業の生産スキルを身につけたラムドン省少数民族寄宿学校の生徒たちは、卒業後の望む進路へ確実に歩みだすことでしょう。