国の歴史遺跡である刑務所09号

クイニョン（Quy Nhon）市ダオズイトゥ（Dao Duy Tu）通りにある国の歴史遺跡と認められる刑務所09号には、歴史的価値のある複数の現物が展示されています。 この場所は、生徒、学生、青年を初めとする観光客の最初の訪問先の一つとなっています。

この遺跡の管理担当者ダン・バン・デさんは次のように語りました。

(テープ)

「国の歴史遺跡である刑務所09号は、小中学生や青年たちが革命家たちの理解を深めるための訪問先の一つです。しかし、この遺跡は、数年前に老朽化してしまいました。関連各機関は、現場を視察して、改修の方向を模索しています。」

クイニョン市にあるチャンパ族の建築様式「クイニョン・ツインタワー」が17世紀に立てられました。

ところで、現在、ビンディン省には、133箇所の文化歴史遺跡があります。その中で、2つの遺跡が国の特別な遺跡、34の遺跡が国の遺跡、及び、97の遺跡が省レベル遺跡として認定されています。ビンディン省は、老朽化した遺跡の改修、保存に巨額の経費を拠出してきました。その結果、多くの遺跡は適宜に保護されるようになりました。しかし、同省の指導者らは、文化・歴史遺跡の改修、保存作業をさらに促進する必要があるとみなしています。

その精神で、先ごろ、ビンディン省人民委員会は、文化スポーツ観光省、計画投資省、財政省に対し、2021年～2025年までの期間に、国の特別な文化遺跡や、国の文化遺跡、芸術建築、景勝地などの保存と持続可能な発揮のために、経費を補助するよう申請しました。

ビンディン省文化スポーツ観光局のフィン・バンロイ副局長は次のように語りました。

(テープ)

「ビンディン省文化スポーツ観光局は、ビンディン博物館とクアンチュン博物館に現地にある全ての遺跡の管理を委託しました。同時に、私たちは、遺産法に従って、老朽化した遺跡の改修、建設に関するシナリオを準備しています。」

ビンディン省にある文化・歴史遺跡は、生徒、学生たちへの歴史の教育に貢献するだけでなく、観光客と投資の誘致に繋がると評されています。