（写真：nhandan.com.vn）

新しい春がベトナム全土にやってきました。国境地帯から離島に至るまで、あらゆる所で、ベトナム国民と共に、人民軍の幹部や兵士もベトナムの伝統的旧正月テトの準備で、急いでいます。しかし、国境地帯に駐屯している幹部や兵士はテトを楽しみながらも、新型コロナウイルス感染症予防のため、国境線の警備に全力を尽くしています。

中部カインホア省の沖合にあるチュオンサ島のソンカー村に駐屯している海軍の幹部や兵士は木々の手入れをしながら、掃除をしています。誰もが間近に迫るテトを待ち望んでいます。海軍下士官のグエン・バオ・チュンさんは次のように語りました。

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「ベトナムの伝統的旧正月テトとベトナム共産党の第１３回大会の成功を祝い、私とこの島に駐屯しているすべての兵士はすべての任務を立派に果たすため決意を固めています。ベトナム共産党が今後も引き続き発展し、若者たちが国の建設防衛事業にさらに貢献できるように有利な条件を作り出すことを望んでいます」

一方、ソンカー島に駐屯している中佐グエン・ヌー・トェン（Nguyễn Như Tuyến）さんは「この島に駐屯しているそれぞれの幹部や兵士は日夜を問わず、訓練に全力を尽くして、戦闘へ参加する体制を整えている。多くの困難に直面しているが、いつも、海と島の領有権の確保に全力を尽くしている」と明らかにし、次のように語りました。

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「ソンカー島は旧正月テトと第１３回党大会を祝うため、『党と春を祝うため、よい成績をあげる』という運動を展開しています。この運動は具体的な競い合う内容を通じて、万一の場合に備えて対応するため、訓練の質的向上、戦闘能力の向上を目指すものです」

テトが間近のこの頃、国境警備部隊の司令部の作業グループは中部にある国境地帯に駐屯している幹部や兵士を訪れ、贈り物を手渡しました。最近、中部にある国境地帯に駐屯している幹部や兵士は国境線を警備しているだけでなく、新型コロナウイルス感染症予防対策に積極的に参加してきました。

また、２０２０年、中部各省は自然災害により深刻な被害を受けたことから、国境警備部隊の幹部や兵士は地元の行政府当局、および、住民と力を合わせて、台風洪水の被害克服に尽力してきました。

国境警備部隊の司令部の作業グループは地元にある貧困世帯にも贈り物を手渡しました。中部クアンビン省ミンホア県に住む少数民族ツット族のカオ・レ・オアンさんは次のように語りました。

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「今年のテトに、村の行政府と国境警備部隊の支援を受け、お菓子や果物、豚肉などもありますから、例年と同じようにテトを十分に過ごすことができます。国境警備部隊は私に国旗とホーチミン主席の写真をも贈っていただき、感謝申し上げます。現在、どんな家族でもホーチミン主席の写真がかけられています」

全国にある国境警備部隊と共に、中部各省に駐屯している国境警備部隊はテトの時期にも、国境線を警備しながら、新型コロナ予防対策をとっています。中佐ドゥ・ザイン・ブオンさんは次のように語りました。

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「国の前線で活躍している部隊として、全国各地に駐屯している国境警備部隊は国境地帯に住んでいるすべての家族が楽しいテトを過ごせるように支援活動を行ってきました。その他、テトの時期に国境の警備にあたっている幹部や兵士も十分にテトを楽しむため配慮しています。」

中部高原地帯テイグンエン地方・コントゥム省の僻地にある少数民族向けのダックネン全寮制小学校の生徒は今年のテトにあたり、支援者から多くの贈り物を受けました。贈り物を受けた少数民族ソダン族出身の生徒の人イ・ランさんは次のように語りました。

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「温かいコートを受け、嬉しいです。支援者に感謝申し上げます。今後も、おとなしい子になることとさらに勉強に取り組みます」

テトにあたり、国境地帯や離島に駐屯している幹部や兵士、地元の住民へ支援する様々な活動が活発に行われています。これらの活動により、国の国境地帯と離島に住んでいる人々も楽しいテトを過ごせることでしょう。