中国の国境に隣接する北部クアンニン省の各地方は、現地住民の健康保護のために、一斉の新型コロナウイルス感染の予防対策をとっています。「住民を中心にする」という方針を掲げて、この数日間、医師と医療スタッフらは、感染症の危険性と高リスクに直面しています。

クアンニン省国際検疫医療センターの医師グエン・ティ・フォンさんは次のように語っています。

（テープ）

「最前線に立つ私たちは、感染症の予防対策事業における自らの責任を深く認識しています。親族と隔離する措置として、仕事を終えてから、別の家で一人暮しをしています。」

他の医師であるグエン・ティ・タン・フォンは次のように語りました。

（テープ）

「私たちは、毎朝7時から夜8時まで仕事をしています。共同体の健康保護の目的であるため、疲れとは思いませんでした。感染の疑いがある人の入国を避けるように、それぞれの人への監視を厳格に行っています。」

一方、北部ビンフック省ビンスエン県医療センターは、新型コロナウイルスの感染者が最も多い地域です。同センターの指導者らは、感染症の拡大を防ぐ措置を展開しながら、感染者の隔離と治療に当たっています。また、医師と医療スタッフたちは、感染者の治療に集中する傍ら、感染の疑いがある人々の健康状態を見極めています。

（テープ）

＊　私たちは、24時間体制で対応しなければなりません。新型コロナウイルスの予防対策は一般の病気と比べとても大変ですが、地域共同体のために取り組みます。

＊  医師ですから、感染病、特に危険な病気に怯んでは絶対だめですね。

新型コロナウイルス感染者とよく接触する人は、看護師、介護士であるかもしれません。これらの人々の仕事は、いつものように注射、薬の配分であるが、特別に隔離される患者にとっては、通常の例より介護に要する手間が非常に多くかかるし、自分にも感染しないように、慎重な操作が求められるということです。

ビンスエン県医療センターの看護師グエン・ティ・フォンさんは次のように明らかにしました。

（テープ）

「私たちは、患者を大事にするという方針を掲げて仕事をしていますよ。私たちは、毎日、患者の食事や睡眠などに面倒を見ています。患者の精神的な負担を和らげ、免疫力を高めたいとしています。」

新型コロナの最前線で闘う医師と医療スタッフらの絶え間ない努力は、感染症の拡大の抑制に大きく貢献することでしょう。