(VOVWORLD) -2020年の石炭消費量は、2億0500万トンを超えており、石炭の需要に応えています。
ベトナム石炭鉱産グループのおよそ10万人の幹部、労働者たちは、「規律・心合わせ」、「生産活動の安全確保のために、創造的な労働を積極的に競争する」、「石炭鉱山産業部門の持続可能な開発のため」というスローガンを掲げて、労働生産性の向上に取り組んでいます。そのお陰で、石炭鉱産部門は、2016年∼2020年期に、世界経済の衰退や、自然災害、新型コロナウイルス感染症などの多くの影響を受けたものの、計画を上回りました。
タイさん(ハーラム石炭株式会社撮影) |
ハーラム石炭株式会社の鉱山労働者であるグエン・チョン・タイさんは次のように語っています。
(テープ)
「私の考えでは、それぞれの鉱山労働者は本領を発揮する必要があります。それは、困難を恐れることなく、きつい仕事も断れません。次に、仕事を愛さなければなりません。そうでないと、仕事の遂行に自分の才能、可能性を活用できなくなります。そして、鉱山労働者は、規律を守ることも重要です。これは、私たちの仕事にとって最も重要な要素です。規律と心を合わせることは、石炭部門の生産活動に繋がります。」
2020年の石炭消費量は、2億500万トンを超えており、石炭の需要に応えています。ベトナム石炭鉱産グループに属するダクノン・アルミ会社のある幹部は次のように語っています。
(テープ)
「数百年前に、クアンニン省の石炭地域は何もありませんでした。しかし、この数十年になってから私たちの各世代の先輩たちは、クアンニン省にやって来て、石炭を開発しました。従って、石炭部門は今日のように盛んに発展するようになりました。そして、私たちは、国の新しいアルミ産業の構築に着手しました。これは、有意義でありながら誇るべき仕事です。今日のような成果を収めるためには、私たちは、いつも団結し合って、労働生産上の困難を乗り越えています。」
この数年間、ベトナム石炭鉱産グループは、様々な困難に直面しましたが、具体的な行動をとることで、社会保障事業に貢献しました。
ベトナム石炭鉱産グループの愛国競争大会の様子(congthuong.vn撮影) |
先ごろ、ベトナム石炭鉱産グループが開かれた愛国競争大会で発言に立ったダン・ティ・ゴック・テイン国家副主席は、「鉱山開発条件は益々困難になり、環境保全への要求は日々厳しくなり、鉱山労働者の仕事も非常に大変なことから、労働生産競争運動を通して規律と心を合わせ、さらに発揮する必要がある」と訴え、次のように語りました。
(テープ)
「ベトナム石炭鉱産グループは、引き続き愛国競争運動を推進しなければなりません。また、生産性と競争力の向上を目指して、絶え間なく、革新しながら、創意工夫を凝らし、先進的な技術を導入し、持続可能なベトナム石炭鉱産グループの構築に取り組む必要があります。」
2021年は、鉱山労働者の伝統85周年、ベトナム石炭開拓180周年を記念する年です。ベトナム石炭鉱産グループは、2020年∼2025年期にも、労働生産競争運動を推進すると共に、鉱山労働者の物心両面での生活改善に配慮することになります。