(VOVWORLD) -7月27日の傷病軍人戦没者の日を控え、全国各地では、戦没者の遺族、傷病軍人、革命功労者などの恩を偲ぶため、様々な活動を行っています。
7月初頭から、各地の労働傷病兵社会事業局は、ベトナム英雄の母親、傷病軍人、復員軍人、戦没者の遺族を含む革命功労者の代表団による首都ハノイの訪問、ホーチミン廟の参拝などを行いました。
北部ナムディン省、および南部チャビン省に住む多くの復員軍人にとって、これは適切で有意義な活動であるようです。
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「首都ハノイを訪問できたことにとても感激しました。自らの物心両面での生活に心くばりいただいたと感じています。これは、私たちが病苦、困難を乗り越えるための励ましです」
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「私にとって首都ハノイ訪問とホーチミン廟の参拝は今回がはじめてです。ホーチミン廟を一度見学したいとずっと以前から願っていました。私たちは、党と国家からの配慮と心遣いにとても感動しています」
今年の傷病軍戦没者の日に対応して、ベトナム烈士遺族支援協会は、SMS送信サービスによる募金活動、戦没者墓地に線香を手向ける式典、革命功労者へのチャリティハウス、プレゼント、貯金通帳の贈呈などを行っています。
同協会のホアン・カイン・フン会長は次のように明らかにしました。
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「SMS送信サービスによる募金運動への寄付金は、40億ドン∼50億ドン(約2486万円~3107万円)に上ることを期待しています。これらの寄付金は、住宅に困っている烈士の遺族へのチャリティハウス建設のために用いられます。また、私たちは、53万柱もの無名烈士を減らし、戦場に埋葬された、およそ18万体の戦没者の遺骨の捜索に取り組んでいます」
全国規模では、労働傷病兵社会事業省は、関連各省庁・部局、地方と連携して、革命功労者向けの優遇政策を講じるとともに、恩に報いる運動を推進しています。
ホアン次官(TTXVN撮影) |
労働傷病兵社会事業省のグエン・バ・ホアン次官は次のように明らかにしました。
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「傷病軍人・戦没者の日に当たり、全国各地で、複数の適切な活動を行っています。同時に、党と国家の指導者は、各地にある革命功労者養護施設を訪問しました」
革命功労者のもとを訪れ、贈り物をわたすことは、「水を飲む時、井戸を掘ってくれた人の恩を思う」ことや、「恩に報いる」という美意識を表し、今日の世代がベトナム民族の革命事業、祖国の建設防衛事業に対する英雄烈士、革命功労者の功労を思うことでもあります。