(VOVWORLD) - 2022年はベトナム共産党の第13回全国代表大会の決議を展開する2年目でした。大会決議の中で、党建設と党の健全化は重要かつ肝心の任務であるとしています。党の多大な努力により、2022年の党建設と党の健全化には多くの成果があったと言えます。
2022年、ベトナム共産党は党建設と党の健全化を図るため、実践に沿った多くの指示や決議を発布し、体制完備を促進しました。その中には、幹部の人事異動に関する党政治局の規定65号や、党のルールなどに違反した党組織と党員の処罰に関する党政治局の規定69号、「新しい段階における党組織の強化と党員の質の向上」に関する党中央委員会の決議21号、党の指導方式の改革に関する党中央委員会の決議28号などがあります。
ファム・ヴァン・リン氏 |
党中央理論評議会のファム・ヴァン・リン副議長は、2022年に発布された党のこれらの規定や決議は党建設と党の健全化にとって重要な基盤であると述べ、次のように語りました。
(テープ)
「ベトナム共産党は党建設と党の健全化に特別な関心を寄せており、複数の文書を発布しました。これらの文書は互いに連携し合って新しい段階における党建設と党の健全化の状況に合致することでしょう」
2022年、党は、「地位にふさわしい人」という方針で幹部の人事に集中しました。これは党の指導力の向上に役立っていると評されています。ホーチミン国家政治学院のグエン・ティ・バオ准教授は次のように語りました。
(テープ)
「幹部がよりふさわしい地位に異動することは党と国家にとって非常に有益です。例えば、ある地位に就任した人が、任務を成し遂げられないことを自覚したものの、強引に仕事を続ければ、多くの望ましくない結果につながるでしょう。これは国家システムに大きな悪影響を与えるはずです」
2022年、党は党のルールや国家の法律に違反した幹部21人を懲戒処分しました。その中には訴訟を提起された高官もいました。中部ハティン省ギスアン県党委員会の宣伝教育担当者グエン・ティ・ゴック・チャムさんは、幹部の懲戒処分は幹部の質を高め、党建設と党の健全化に役立っていると評価し、次のように語りました。
(テープ)
「私たちは「建設」と「対処」を両立させています。「建設」とは、管理・指導の質を高めるための政治的・法的基礎を作るということです。「対処」とは党のルールや国家の法律に違反した幹部・党員を発見して懲戒処分するということです。これは、道徳面、能力において要求に応えられない幹部・党員を組織から外すためです」
2022年は、党建設と党の健全化における重要な節目となったと言えます。これからも、党は党建設と党の健全化をさらに促進し、強靭な国へとベトナムを導いていくと期待されています。