(VOVWORLD) - 独立・自由・幸福は、それぞれの民族、人間にとって最大の願望であり、基本的権利でもあります。
自由で幸福な生活の享受は人間の基本的権利の一つです。ある国の国民がこの権利を確保するためにはその国が独立国家であるという条件が必至です。そのため、ベトナム人民は国の独立のために多くの犠牲を払ってきました。実際、1945年9月2日にハノイのバーディン広場でホーチミン主席がベトナムの独立を世界に告げる独立宣言を読み上げて以来、ベトナムは常に、「独立・自由・幸福」の方針を堅持しています。
現在、ベトナムでは、公文書はもちろん、ほとんどの資料の1ページの一番上には「ベトナム社会主義共和国・独立・自由・幸福」というタイトルが書かれています。ホーチミン主席が1945年10月12日に署名した命令19号は、当時の国名「ベトナム民主共和国・独立・自由・幸福」というタイトルを公文書や申請書、新聞などに掲載すべきことを定めました。
この6つの漢字は、ホーチミン主席はもちろん、ベトナム全国民の夢・願望・意志を示しています。実際、ベトナム共産党の指導の下、ベトナム人民は30年間にわたってフランス植民地主義者とアメリカ帝国主義者を破って国の独立と自由を維持することができました。生前、ホーチミン主席は、「国が独立を取り戻しても、国民が自由と幸福を享受できなければ、その独立は何の意義もない」と語りました。
そのため、ベトナムの最初の憲法である1946年憲法は国民の自由権と幸福追求権を明記しました。その後の憲法もその内容を受け継ぎました。戦時中には数え切れないほどの困難があったものの、国は、国民の自由権と幸福追求権を確保できるようにしていました。
そして、ドイモイ刷新事業が実施されてから、国民の自由権と幸福追求権の確保で大きな成果を収めています。国民の物心両面での生活水準が日増しに高まっていることはその証の一つです。また、ベトナムは、自由権と幸福追求権を含む人権擁護における国際協力の拡大に力を入れており、国際社会から好評を得ています。
独立・自由・幸福は、それぞれの民族、人間にとって最大の願望であり、基本的権利でもあります。ベトナムが独立を取り戻してからこの77年間、これはベトナムの最大の目標であり続けています。今後も、全党・全軍・全国民の努力により、この目標の実現においてより大きな成果を収めるでしょう。