ベトナム、今後もマルクス・レーニン主義とホーチミン思想を堅持

(VOVWORLD) - ベトナム共産党第13回全国代表大会の政治報告案には、「マルクス・レーニン主義とホーチミン思想の堅持と創造的な運用、独立と社会主義の目標堅持、党の刷新路線の堅持」という基本的な原則が再確認されています。これは全党、全軍、全国民の選択肢でもあります。 
ベトナム、今後もマルクス・レーニン主義とホーチミン思想を堅持 - ảnh 1    (写真:binhthanh.hochiminhcity.gov.vn
マルクス・レーニン主義がベトナムに導入される前に、フランス植民地主義者から政権を奪還することを目指すベトナムの愛国者のあらゆる革命運動や、蜂起も失敗に終わりました。マルクス・レーニン主義の思想により、ベトナムの革命事業は重要な突破口を切り開くようになりました。特に、ドイモイ事業が始まってからこのおよそ35年間、ベトナムはあらゆる分野で多大な成果を収めてきました。


政治問題を研究している学者ズオン・クアン・ファイ氏は次のようにな見方を示しています。

(テープ)

「今日までも、マルクス・レーニン主義より進歩的な主義はまだないのです。マルクスとレーニンは社会の発展を評定するための正しい方法論を出しました。マルクス・レーニン主義は我々がすべき具体的なことを指摘していませんが、重要な指針となっています。」 

第7回党大会の前に、各大会の文献はそろって、「ベトナム共産党はマルクス・レーニン主義を思想の土台と活動方針にする」という原則を確認しましたが、実際から引き出された経験や、理論研究活動の結果により、党はベトナムの革命事業に対するホーチミン思想の重要性と価値を深く認識できるようになりました。

ホーチミン思想はベトナム民族の素晴らしい思想と価値を継承し、人類の神髄を吸収し、ベトナムの現状に見合うものと評価されています。これは一般人も目にするものです。

ハノイ市民の1人の話です。

(テープ)

「マルクス・レーニン主義とホーチミン思想はベトナムのあらゆる勝利の前提といえます。経済発展や、新型コロナとの闘いなどにおいて、ベトナムが党の指導の下で収めてきた多大な成果はその証となっています。」

一方、国防省の政治学院のハ・ソン・タイ博士は、「ベトナム共産党は正しい路線を選択・堅持している」との見解を表明し、次のように分析しています。

(テープ)

「1997年のアジア経済危機が発生してから、西側諸国の多くのエコノミストや、政治家はマルクスの著作『資本論』を再び研究し、その価値を高く評価しました。そして、今日のベトナムの発展事業の成果は、マルクス・レーニン主義とホーチミン思想を活動指針にするという党の選択肢の正しさを立証しています。」 

現在、ベトナムは全面的な発展事業と国際社会への参入を進めています。今後の道のりも容易とは言えませんが、党の正しい路線や、国民の努力などにより、ベトナムはさらに多大な成果を収めていくでしょう。

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