(VOVWORLD) - 能力の面でも道徳の面でも優れた人材を重用することは常に、ベトナム共産党の終始一貫した政策です。
知識人と雑談しているホーチミン主席(右) |
ベトナムが党大会の準備作業を行う度に、敵対勢力は、党と国家の幹部を選ぶことは形式的で、党大会は幾人かの指導者が権力を強化するためのものに過ぎないという中傷論調を繰り返します。実際、能力の面でも道徳の面でも優れた人材を重用することは常に、ベトナム共産党の終始一貫した政策です。
ベトナムの歴史から見ると、優秀な人材を重用することはいかなる時代においても最も重要な国策であったことがわかります。こうした歴史を受け継ぐベトナム共産党は、「人事作業は核心的な任務の中で最も重要な任務である」と主張し、この作業に力を入れています。
人事作業に関する政策の完備
2006年の第10回党大会の決議は、「能力の面でも道徳の面でも優れた人材を発見・育成・重用し、人材に関する国家戦略を作成することは人事作業の重要な対策である。」と明記しています。また、2010年の第12回党大会の決議は、「能力の面でも道徳の面でも優れた戦略的な幹部をはじめとする幹部づくりに集中していく」と強調しています。
ベトナム共産党はこうした方針に基づいて、各レベルの幹部に関する基準や要求、育成、推薦、任命などを具体化させる多くの規定を出しました。そして、ベトナムが国際社会への参入を精力的に進めている中で、国際社会への参入事業と国の発展事業の要求に応えられる幹部を育成する2030年までの戦略と2045年までのビジョンが展開されています。
党大会は優れた幹部を選ぶチャンス
ベトナム共産党の指導下で、多くの優秀な人材が各レベルの幹部として選ばれ、彼らは国の工業化現代化事業と国際社会参入事業の促進に貢献しています。党と国家の重要なポストに人材を推薦・選出することは民主性・透明性・公開性を保障しています。党と国家は常に、権力の抑制や人事移動に関する不正予防などを進めながら、幹部が活躍できるような環境づくりに力を入れています。
現在、第13回全国党大会の準備作業が精力的に進められています。準備作業の重要な課題の一つは人事問題です。グエン・フ・チョン党書記長・国家主席は「党大会は優れた幹部を選ぶチャンスである」と強調しました。実際、党大会の人事課題は党の規定と国の法律に従って進められています。そのため、来年の初めに予定されている第13回党大会では、能力の面でも道徳の面でも優れて、戦闘力もリーダーシップも強い幹部が選ばれることでしょう。