中部各地方、インドと韓国への直行便を追加

(VOVWORLD) - カインホア省観光局によりますと、韓国はカインホア省にとって最大の観光市場であり、今回の大邱・ニャチャン間の路線の開設は、ベトジェットエアが韓国との航空ネットワーク拡大を進める中で重要な一歩となります。

中部ダナン市とカインホア省は、インドや韓国を含む多くの外国人観光客にとって魅力的な観光地となっています。この需要に応えるため、ベトナムの格安航空会社ベトジェットエアは、新たに韓国・大邱市とカインホア省ニャチャン市を結ぶ直行便、およびダナン市とインドのアーメダバード市を結ぶ直行便を開設しました。

24日午前、アーメダバード発の観光客や視察団を含む120人の乗客を乗せた便がダナン国際空港に到着しました。この便はアーメダバード市からダナン市への初の直行便であり、乗客は4日間にわたり、リゾート地バナヒルズや、ソンチャ半島、リンウン寺、五行山、クアンナム省のホイアン旧市街など多くの有名な観光スポットを体験しました。

ベトジェットエアのド・スアン・クアン副総裁は、初期段階ではエアバスA320機を使い、毎週水曜日と土曜日に2便を運航すると説明しました。今回の新規路線により、人口14億人のインドからの観光客が増え、同社のベトナム・インド間の路線数は合計8路線、週60便に拡大しています。クアン副総裁は次のように述べています。

(テープ)

「インドはベトナム観光にとって非常に有望な市場です。ダナン市も大きな観光地としてのポテンシャルを持っています。今後も市場の成長に合わせて新路線を検討していく予定です。また、インドからの観光客誘致のために、大規模なツアーを計画するパートナーや旅行会社、代理店と協力して新たな路線の開設も積極的に進めていきます」

ダナン・アーメダバード間の路線は、両国の地方間の経済、文化、観光の発展に重要な意義を持ちます。ダナン市観光局のタン・ヴァン・ヴオン副局長は次のように述べました。

(テープ)

「今年、ダナンへの外国人観光客数は設定された目標を超えています。観光業界としては、ダナンへの訪問者を増やすため、引き続き東南アジア、東北アジア、インド市場でのPR活動を強化し、潜在的かつ主要な観光市場における集客に力を入れていきます」

一方、27日、ベトジェットエアは、韓国の大邱市とカインホア省ニャチャン市を結ぶ直行便を1日1便で運航開始しました。現在、韓国の主要都市からニャチャン市への便は毎日20便以上あり、ベトジェットエアがそのうちの6便を担当しています。

カインホア省観光局によりますと、韓国はカインホア省にとって最大の観光市場であり、今回の大邱・ニャチャン間の路線の開設は、ベトジェットエアが韓国との航空ネットワーク拡大を進める中で重要な一歩となります。年初から9月末までに、ベトナムは約370万人の韓国人観光客を迎え、前年同期比30%増となりました。この新路線により大邱市からカインホア省、またはその逆への観光客誘致がさらに促進されるでしょう。

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