優れた人材の推薦・選定

(VOVWORLD) - 最近、2021∼2026年期におけるベトナム共産党中央執行委員会の人事選定作業が進められていますが、それを歪曲する論調が出ています。しかし、党の路線の実施プロセスは、それらの論調を否定しています。そして、それらの論調はベトナム共産党の威信を傷つけることができません。
優れた人材の推薦・選定  - ảnh 1     第13回党大会のポスター(tuyengiao.vn)

先ごろ、行われた第12期党中央委員会第12回総会では、人事問題に関する党の立場が幅広く公開されました。それによりますと、高級人事の推薦・選定作業の順番は、中央執行委員会の人事から始まり、次いで、政治局と書記局、最後に、党書記長・国家主席・国会議長・首相の推薦・選定となります。

末端組織に選定権を与える

今回の人事推薦・選定策業は新たな点があります。それは、すべてのレベルの党委員会・支部が優れた人材を選定・推薦することを担当するということです。同総会の閉会式で、発言に立ったグエン・フ・チョン党書記長・国家主席は、「才能と道徳を兼ね備えた幹部の選定・推薦は全党、全軍、全社会、政治システム全体の任務である」と強調しました。

また、総会で、参加者らは、「人事を選定する権限を末端組織に与える。推薦者はその推薦に対する責任を負う」という路線を再確認しました。実際、数年前から、この路線が実施されてきました。したがって、2021∼2026年期におけるベトナム共産党中央執行委員会の人事選定・推薦作業は2018年11月から始まりました。全てのレベルの党委員会・支部は数回にわたり、会議を行い、候補者を選んできました。

推薦者の責任感を高める

2021∼2026年期における中央執行委員会の人事選定作業を進める際に、ベトナム共産党は、「才能と道徳を兼ね備えた人を選ぶ」や、「末端組織に選定権を与える」、「推薦者に信頼を置く」などの方針を掲げていますが、これらの方針は、推薦者の責任感の向上につながると評されています。したがって、各レベルの党委員会での人事選定作業が慎重に行われてきました。

特に、上司・上級の介入・干渉はありません。これらの要素はベトナム国民の願望に応えています。というのは、選定・推薦される人々は国民に奉仕し、国の発展事業や、汚職防止対策などに貢献する幹部になるからです。

現在、ベトナム共産党の第13回全国代表大会の準備作業が積極的に進められており、その中で、人事問題は戦略的な意義があります。こうした中、敵対勢力のあらゆる中傷論調もベトナム全党、全軍、全国民の努力と知恵を否定することができません。

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