ベトナム共産党は、来年の初めに予定されている第13回全国党大会に提出される政治報告案への意見収集を、全党・全国民の知恵を国の発展戦略づくりに活用する効果的な措置と見なしています。しかし、国内外の敵対勢力は党大会を破壊するために、この主張を利用して悪意ある意見を出しています。それにしても、この企みはベトナム共産党の活動の民主性を歪曲することができないでしょう。

党大会の政治報告案に党員と国民の意見を求めることは必至です。国民の意見を収集するために、党大会の政治報告案はマスメディアで広範に掲載されています。政治報告案担当小委員会は、党員と国民の意見に基づいて、政治報告案を改正します。その後、党中央委員会はこの報告案を討議し、最終的な意見を出します。党中央委員会の最終的な意見に基づいて改正された報告案が党大会に提出されます。これは、党の規定に従うもので、国民の意見を大事にする党の姿勢を示しています。

第13回党大会に提出される政治報告案はこれまで17回にわたって改正されました。全国の党員と国民から出された数百万の意見は、国の現状と国民の願望を反映し、政治報告案の完備に大きく貢献しました。これは、全党・全軍・全国民の知恵を絞るものであり、政治報告案で出された方向と戦略に対する賛成でもあります。その意味で、政治報告案は、全党・全軍・全国民の一致の現れであると言えます。また、党員と国民は、政治報告案に意見を出すため、この報告案を研究するので、党と国家の路線と主張をより深く理解することができます。

民主確保はベトナム共産党の原則の一つです。ベトナム共産党は、国の独立と自由、及び、国民の豊かで幸福な生活を唯一の目標として、「国民による、国民のための」という方針で、路線と政策づくりを進めています。これにより、政治報告案への国民の意見収集を利用して、ベトナム共産党の路線と政策を歪曲する企みは必ず失敗するはずです。