ベトナム共産党は第13期においても、幹部関連作業を重視し、その作業に置いて多くの成果を収めてきました。これらの成果は国の経済社会開発事業に多大な貢献をしています。これらを踏まえ、党は、今後も幹部育成や、幹部の能力向上に力を入れていく方針を打ち出しています。

党の指導のもと、各省庁、部門、機関、地方は人事や、幹部関連問題を円滑に行っています。これは党内の綱紀粛正や、党の能力向上、組織の健全化の基礎とみられています。

（写真：Chinhphu.vn）

経済社会開発事業に貢献する幹部関連作業

幹部関連作業に関する第13回党大会決議の実施プロセスにおいて、公安省は先頭に立っています。2022年半ばまで、公安省は全国の各村に4万8000人の幹部を派遣しました。これらの幹部は各地方の社会秩序と安全保障の確保において重要な役割を果たしています。タインホア省クアンソン県タムタイン村人民委員会のハ・バン・トゥン委員長は次のように明らかにしました。

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「3年前、公安省は我が村に幹部を派遣しました。彼らは住民と緊密な関係を結び、住民から信頼と好評を得ています。これは大きな成功と思います」

実際、幹部関連作業は各地方の発展事業に積極的に寄与しています。南部ハウザン省を取り上げますが、この2年半、同省は人事移動や、任命、懲戒、育成などに関する274件の決定書を発布してきました。同省党委員会所属の人事班のル・スアン・ソン副班長は次のように述べました。

（テープ）

「我々は、『道徳、才能、情熱』という原則に従って幹部を選ぶことを党委員会と人民委員会、人民評議会に提案し、そして、その原則により、人事を推薦します。幹部関連作業に関する案の実施するプロセスにおいて、一定の成果を収めています。特に、人事・幹部問題に関する公務員の認識が一段と高まりました。これは住民の支持を受けています」

幹部関連作業に関する体制完備       

幹部関連作業に関する体制を完備することは常に、党の優先課題とみられています。この2年半、党政治局はこの問題に関する複数の決議と規定を発布してきました。そのうち、幹部移動に関する党政治局の決議65号、法律と党の上程・規定に違反した幹部・党員の処分に関する規定69号、幹部の権限・推薦・任命に関する規定80号などがあります。

特に、共同体の利益のために努力した幹部を奨励・保護に関する党政治局結論14号は功を奏しています。現在、内務省はこの結論に関する政令を作成し、その効果をさらに高めていくことを目指しています。これに関し、グエン・ズイ・タン内務次官は次のように語りました。

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「この政令は、『共同体の利益のために努力する幹部』という概念を明確にし、対象者や、調整範囲を定めます。対象者の範囲は広く、そして、幹部保護に関する原則も具体化されています。さらに、幹部保護プロセスも明確にしています」

ベトナム共産党の第13任期が始まってからの2年半、幹部関連作業が大きな成果を収めてきたのは事実です。これらの成果は、ベトナム共産党の今後の発展の基礎となり、党に対する国民の信頼向上に貢献しています。今後も、道徳と才能を兼ね備えた幹部の数が増えていくことが期待されています。