汚職防止対策を強化

(VOVWORLD) -腐敗・汚職防止対策中央指導委員会は2013年に設立され、全国規模で腐敗・汚職防止対策を指導・検査・監視する任務があります。設立以来、腐敗・汚職防止対策を精力的かつ効果的に促進し、国民、および外国の友人から高評を得てきました。
汚職防止対策を強化 - ảnh 1チョン党書記長(中央)

先ごろ、グエン・フー・チョン党書記長の主宰により、腐敗・汚職防止対策中央指導委員会の会議が行われました。会議で「例外はなく、汚職事件の処理・裁判を断固として促進し、厳格な措置をとっていく」という原則に従って、腐敗・汚職防止対策の促進を生存目標と見なし、今後も、それを拡大していくという方針が固められました。

腐敗・汚職防止対策中央指導委員会は2013年に設立され、全国規模で腐敗・汚職防止対策を指導・検査・監視する任務があります。設立以来、腐敗・汚職防止対策を精力的かつ効果的に促進し、国民、および外国の友人から高評を得てきました。

収めた成果を発揮させ、困難解決に取り組む

去る1月に行われた腐敗・汚職防止対策中央指導委員会の第23回会議から、腐敗・汚職防止対策は新たな段階に押し上げられ、中央から末端組織までの各レベルで効率化されています。各レベルの党委員会、党組織、当局者は連携し、会計検査や、監視・調査・査察などを通じて、汚職事件や、不祥事を摘発・処理し、多くの事件の調査や、処理を加速させ、汚職事件が発生した機関の指導者の責任を追求してきました。当局者は、多くの省庁・地方で発生した大規模で複雑な汚職事件を主体的に摘発し、調査を拡大して、複数の容疑者を起訴しました。こうした成果は腐敗・汚職防止対策と断固として戦うという党と国家の決意を示し、国民の支持を得ています。

会議でチョン党書記長は次のように語りました。

(テープ)

「腐敗・汚職防止対策中央指導委員会のそれぞれの会議は世論の注目を集めています。関係機関は良好に連携し、コンセンサスを強化し、多くの腐敗・汚職事件を厳格に処分してきました。複雑な事件に対して、『例外はない』という原則で慎重かつ厳格に処理しました。県レベルの汚職防止対策指導委員会の設立は必須で適切な措置です」

腐敗・汚職防止対策をより断固として進めていく

チョン書記長は中央と地方レベルの汚職防止対策指導委員会、および当局者に対し、「収めてきた成果を基礎に、今後も、連携を効率化し、課題解決に力を入れていくとともに、汚職事件の調査、起訴、裁判を加速するよう」求めました。チョン書記長によりますと、多くの欠点があり集団と個人が暴利をむさぼるために利用できるようなメカニズム、政策、法律の策定・発行にあたる団体、個人、指導者の責任の追及や、違反者の厳格な処分が強化されてきました。また、メカニズムや、法律の発行に際し、「集団的利益」、「局部的利益」を儲け、国家、社会に損害を与えた違反事件を厳重に処分するとしています。

チョン書記長は次のように強調しました。

(テープ)

「今後、汚職事件の処理・裁判をさらに断固として促進し、より厳格な措置をとり、汚職防止対策をさらに効率化する必要があります。また、検査・監視・査察・会計検査に携わる活動を引き続き促進していくと共に、警戒心を高め、悪者が私たちの汚職防止対策を盾に内部分裂を扇動することを防止しなければなりません。摘発する場合、厳格に処分すべきです」

チョン党書記長によりますと、ベトナムの腐敗・汚職防止対策は実質的かつ効果的に実施され、目覚しい成果を収め、国内外に住すむベトナム人の支持はもちろん、各国や国際組織の高評を得ているとしています。

昔から現在までの発展の歴史からみると、汚職が絶対に存在しない国はないことが分かりました。腐敗は権力と分かちがたい欠点であり、短期間に根絶しにくいのです。しかし、今後もベトナムの全党、全国民は決意を高め、結束を強化し、防止対策を辛抱強く続ける姿勢を固めています。

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