(VOVWORLD) - 第12期において、ベトナム共産党は多大な成果を収めていますが、その中には、対外活動の重要な貢献があります。それはベトナムが多くの困難を乗り越え、国際社会における地位を向上させることなどに寄与してきたことです。
今任期には、ベトナムが疫病や、自然災害など多くの試練に直面していますが、党の対外活動は積極的に進められ、国の困難解決に役立っています。
党中央対外委員会のホアン・ビン・クアン委員長=T.Tuấn/Dân trí |
対外関係の強化・拡大
世界情勢が複雑に推移している中、党中央委員会や、書記局、政治局は適切な対策をとり、指導的役割を立派に果たしています。党中央対外委員会のホアン・ビン・クアン委員長は次のように明らかにしています。
(テープ)
「現在、ベトナム共産党は111か国の247政党と関係を結んでいます。第12期に、党の対外活動は絶え間なく拡大・深化しています。ベトナム共産党と各国の政党との関係は多大な成果を収め、ベトナムとこれらの国々との多面的な協力の強化に重要な土台を作ってきました。これは国家の安全保障と発展事業の重要な要素です。」
特に、ベトナム共産党と近隣諸国、および、社会主義的諸国などの与党との関係は中核的な役割を果たしており、各国との持続的な協力プロセスに突破口を切り開いたと評されています。
将来の前提
ベトナム共産党は、対外活動を通じて、国力の向上や、独立・主権・領土保全の確保、国益保護、平和的環境の維持、国の発展事業への国際社会の支援活用、各国の支持のアピールなどを図っています。先ほどのクアン委員長は次のように強調しています。
(テープ)
「グエン・フ・チョン党書記長の外遊をはじめ党の指導者らの外交活動はベトナムと重要な相手国との関係の深化に多大な貢献をしています。また、多くの国との関係の格上げにも役立っています。」
世界情勢が迅速かつ複雑に推移している現在、ベトナム共産党は第12回全国代表大会の対外路線を継続・発展させ、国際協力の強化や、国際社会の支持・支援のアピール・活用を図っていく方針です。第13回党大会も正しい対外路線を定め、国を新しい段階に押し上げることが期待されています。