第13回党大会、国の発展事業に原動力

(VOVWORLD) - 1月25日から2月1日まで行われたベトナム共産党の第13回全国代表大会は、人事や、文献の内容などが刷新されました。大会の結果は国家と国民に対する党の責任感を表し、国の発展事業に原動力を作り出すと評されています。

大会は発展に関する全国民の渇望を昇華させ、したがって、全国民は今世紀半ばをめどに、ベトナムを高所得先進国に発展させるように取り組み決意を固めています。

第13回党大会、国の発展事業に原動力  - ảnh 1          (写真:VGP)

今世紀半ばまでのビジョン

今大会は、国がチャンスと試練が絡み合う状況にある中で、開催され、国の様々な死活問題の解決策を出しました。特に、2030年をめどにベトナムを上位中所得工業国に、そして、2045年をめどに高所得先進国に発展させる目標を定めました。これらの目標は2011年綱領にも盛り込まれましたが、今大会で具体化されました。ホーチミン市の代表チャン・ホアン・ガン氏は次のように語りました。

(テープ)

「大会の文献はそろって、労働生産性を目指すスタートアップや、インベンション・イノベーション、デジタル化を強調しています。これらの要素は発展や、国の地位向上などに関する渇望を表しています。大会の代表らもそれに信頼を置いています。」

また、大会は、これまで収められてきたベトナムの成果を確認し、「祖国はかつてないほど潜在力や、実力、地位、威信を持っている」と強調しましたが、これは国民にとって大きな励みとみられています。中部ハティン省党委員会のホアン・チュン・ズン委員長は次のように述べています。

(テープ) 

「大会は成功裏に終わり、その決議は早期に実施されます。決議のすべての内容は周到に準備され、政治システム全体の決意を示しています。その目的は国民の物心両面の生活改善を目指しています。」 

第13回党大会、国の発展事業に原動力  - ảnh 2     チョン党書記長・国家主席=TTXVN

厳格な人事選定プロセス

恒例となった人事選定は今大会でも、特別な関心の的でした。才能と道徳を兼ね備えた人物を選出するように、選定作業は2018年から始まり、民主的かつ客観的に行われました。大会で、代表者らは3日間にわたり、人事問題を協議し、200人の中央執行委員会委員を選出しました。その後、第13期党中央執行委員会第1回総会で、政治局や、書記局、書記長を選出しました。その結果、グエン・フ・チョン第12期党書記長・国家主席が第13期の書記長に再選されました。中部高原地帯テイグエン地方ザライ省党委員会のホ・バン・ニェン委員長は次のような見方を示しています。

(テープ)

「今大会で当選された人々は、才能と道徳を兼ね備えた人物です。彼らは自らの任務を立派に果たし、国の発展事業に貢献すると確信しています。」 

一方、ハノイの代表者ブイ・フゥエン・マイ女史は次のように述べています。

(テープ)

「大会は優れた人物を選出して、成功したといえます。当選者は500万人の党員や、およそ1億人の国民を代表するもので、国の今後の発展事業に貢献する見通しです。」       

ベトナム共産党の第13回全国代表大会は国の発展事業において、重要な節目とみられています。大会で定められた路線はベトナムの今後の台頭につながると期待されています。

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