(VOVWORLD) -早もので1月の中旬に入りました。毎日過ごしやすい日々ですので、人々の気持ちも明るくなる気がしますね。皆さんのお住まいの町はいかがでしょうか?
チャン・ホアン作詞作曲家 |
リスナーの皆さん、こんにちは
タオです。
早もので1月の中旬に入りました。毎日過ごしやすい日々ですので、人々の気持ちも明るくなる気がしますね。皆さんのお住まいの町はいかがでしょうか?
では、今日のこの時間はベトナムの有名な作詞作曲家チャン・ホアンをご紹介しましょう。
チャン・ホアンは、1928年、北部ハイズオン省で生まれ、2003年に病気のため、75歳で亡くなりました。彼は、ベトナム音楽の繁栄の時代において多くの有名な歌を作曲した作詞作曲家です。ホアンさんの父親は、中部フエの民謡に特別な夢を持っており、幼い頃、母親から音楽伝統を受け継ぎ、彼の作風に深く影響を受けました。
少年時代、ホアンさんは古都フエにあるフエ学校を入学して以来、自らの作曲活動に始めて着手しました。チャンホアンは、国家機関で多くの重要なポストを務めましたが、中でもベトナム文化情報省の大臣として勤めたこともあります。
今日は、そんなチャンホアンの歌をお楽しみいただきましょう。
始めに「小さな春」をどうぞ (Mua xuan nho nho)をお送りします。
「青い川面に生えた紫の花
小鳥は、よ空でさえずっている
輝かしい露の一つ一つ
君の手のひらに舞い落ちる
春よ春よ、小さな春よ
あなたは静かに歩んできて、この生活を美しくしている」
お聞きいただいた曲は「小さな春」でした。
次に、「モスクワで突然ベトナム中部の民謡を聴く」(Giua Mac Tu Khoa nghe cau ho nghe tinh)をどうぞ
「モスクワで突然ベトナム中部の民謡を聴いてしまった私
あの親しみのある民謡は故郷愛情あふれ、我が故郷が 恋しくてたまらない
あの親しい民謡はホーおじさんの姿を思い出させた
故郷の民謡のため、救国の道を探したホーおじいさん」
お聴きいただいた曲は「モスクワで突然ベトナム中部の民謡を聴く」でした。
おしまいに、「畑での子守唄」(Loi ru tren nuong)をお楽しみください。
「いとしごよ、おやすみ
心から愛しているよ
いとしごよ、おやすみ
私は飢えに苦しんでいる村もこよなく愛している
いとしごよ、豊作の夢を見てほしい
私の太陽は背中で眠るいとし子だから」
お聞きいただいた曲は「畑での子守唄」でした。
いかがでしたか、みなさん。今回は、チャン・ホアン作詞作曲家の歌をお届けしました。今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週、またお会いしましょう。