芸術家ファム・ドゥック・タン

若葉が濃い色に変わる５月、雨が緑を鮮やかにするこの頃、5年1度の総選挙も終わり、ハノイ市民は快適な日々を過ごしています。皆さんのお住まいの町はいかがですか？

さて、今日のこの時間はベトナムの民族楽器、一弦琴ダンバウの演奏をお届けします。以前、一弦琴ダンバウの演奏を数回放送したことがありますが、芸術家ファム・ドゥック・タン（Pham Duc Thanh）のダンバウの音色をご紹介します。

一弦琴ダンバウはべトナムの独自の民族楽器です。弦が一本しかないこの楽器の音色は低いながらも、甘い音色を持っています。そのため、この楽器はベトナムの民族楽器の中で、一番魅力的な楽器と言われてきます。ダンバウはべトナム南部、中部、北部、それぞれの地方の民謡を素晴らしく表現しています。多くの外国人観光客がベトナムにやってきて「ベトナムは、ダンバウのメロディーの国だ」と言いました。

では始めに、「私のお姉さん」（Chi Toi）をどうぞ

お聴きいただいた曲は「私のお姉さん」でした。

次に「貧しい故郷」（Que Ngheo）をお届けします。

お聴きいただいた曲は「貧しい故郷」でした。

では、おしまいに「桜の季節」（Mua Hoa Anh Dao）をどうぞ。

お聴きいただいた曲は「桜の季節」でした。

いかがでしたか、皆さん、今日はアーチストファム・ドゥック・タンのダンバウの音をお届けしました。それでは今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週、またお会いしましょう。