(VOVWORLD) -中部高原地帯テイグェン地方ザライ省チュパ県プレイブイ村は、おもに少数民族ジャライ族が住んでいますが、同省の少数民族居住地における模範となる村となっています。
プレイブイ村の入り口 |
十分な生活や、日増しに美しく豊かな村のため、村人たちは、絶え間なく努力しており、一生懸命働いています。
村人の一人であるクソル・ファイさんは、毎日のように、日が暮れて暗くなると、農作業を終えて、家に帰ってきます。彼の話によりますと、5人の子どもがいますが、いずれも高校を卒業しています。また、家族の経済が急速発展されたのは、3ヘクタールのコーヒー畑に頼っているということです。
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「経済発展を遂げるためには、科学技術を導入する必要があると思います。ですから、私は、村が開くセイミナーや訓練コースによく参加して、科学技術の導入方法や、手入れ方法などを身に付けました。」
プレイブイ村の村長ロ・チャム・プンさんは、「現地に住む少数民族ジャライ族の人々たちは、生活上の困難を乗り越える決意をもって、懸命に働いている。村には120世帯があるが、貧困な状態にあるのは4世帯だけだ。」と明らかにし、次のように語りました。
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「村人たちは、主にコーヒー、稲作、牛、鶏などの飼育で生計を立てています。彼らは真面目に働いている一方、子どもの勉強によく配慮していますよ。それだけではなく、彼らは、現地の社会秩序の維持に貢献しています。」
現在のプレイブイ村は、道路が整備されただけでなく、青々とした果樹園の間には立派な家があります。こうした光景は、テイグエン地方の他の少数民族居住地ではめったに見られません。
村の長老プイブムさんは「村人たちは、村の強固な発展の為に努力している」と明らかにし、次のように語りました。
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「我が村は、以前より変化してきました。道路がよく整備されるようになりました。これらの成果は、国の支援、地元の行政当局の指導、村人の努力によるものだね。だから私たちはとても喜んでいるよ。」
プレイブイ村は、テイグエン地方少数民族居住地の変貌に貢献しつつことでしょう。