ライチャウ省における貧しい家庭向けの住宅建設プロジェクト
(VOVWORLD) -プロジェクト245号はホーチミン市の行政当局と市民から寄付された総経費が220万米ドルを超えています。また、ライチャウ省の公安、治安部隊、公務員、青年、労働者などは、貧しい家庭向けの住宅建設に参加しました。
北部山間部ライチャウ省、公安省、ホーチミン市党委員会は連携して2020年に、ライチャウ省ムオンテ県における貧しい家庭向けの住宅建設プロジェクト、(略称:プロジェクト245号)を実施し始めました。これまでに、1000軒あまりの家が改修、または新築されています。
ところで、ムオンテ県はライチャウ省西北側の国境地域に位置し、全国でも特別困難な地方の一つであることから、このプロジェクトを試験的に実施する場所として選ばれたのです。
プロジェクト245号はホーチミン市の行政当局と市民から寄付された総経費が220万米ドルを超えています。また、ライチャウ省の公安、治安部隊、公務員、青年、労働者などは、貧しい家庭向けの住宅建設に参加しました。
ムオンテ県公安庁のル・バン・ホアン長官は次のように明らかにしました。
(テープ)
「貧しい家庭に家を建設してあげることは、彼らが直面している生活上の困難の解決に貢献することが狙いです。ライチャウ省は、引き続き他の地方に住む貧しい家庭にも家を建設する方針です」
Quý Trung/ TTXVN撮影 |
ムオンテ県の14の村、町に建設された貧しい家庭向けの住宅は、それぞれ36平方メートルの広さで、家の新築には一軒にあたり6000万ドン、約36万円、家の改修には1500万ドン、9万円程度が補助されます。
タトン村人民委員会のスン・ア・チュウ委員長は次のように明らかにしました。
(テープ)
「タトン村に住む多くの貧しい家庭は、プロジェクト245号の対象となっています。建設資材を建設現場まで運搬してもらうため、村の青年たちを動員しました。貧しい家庭はきれいな家で暮らせ、安定した生活を送れるようになります」
Quý Trung/ TTXVN撮影 |
新しい家で暮らすタトン村の村人は次のような感想を明らかにしました。
(テープ)
「プロジェクト245号が実施される前、村人の生活は大変でした。現在、このプロジェクトのお陰で、私たちの生活は楽になっています。党と国家に感謝したいです。きれいな家で暮らすことで、安心感が得るようになりましたよ」
貧しい家庭向けの住宅建設プロジェクトはライチャウ省ムオンテ県の貧しい住民に頑丈な家、安定した生活をもたらすだけでなく、現地の社会経済開発、国防安全保障などにも貢献することでしょう。