(VOVWORLD) -この間、中部高原地帯テイグエン地方ダクラク省における各レベルの女性協会は、様々な形式を通して、少数民族の女性に向けて参加を働きかけています。その結果、地元の社会秩序が維持されるようになっています。
女性たちを表彰する式典 |
現在、ダクラク省には49の少数民族が共存しています。この数年間、エアホレオ県セク村は、国道14号が貫通したため、交通事故が多発している地域の一つになっています。その原因は、地元の多くの青少年たちが飲酒運転をして、国道を暴走するからです。さらに、2000年代初頭に、セク村は、違法ルートで国境を越えるホットスポットとなりました。しかし、「安全保障秩序に参加する女性協会」が出来てから、この村の社会秩序は平穏になりつつなります。
クパ・ホベン委員長 |
セク村党委員会のクパ・ホベン委員長は次のように明らかにしました。
(テープ)
「このヒナ型が実現されてから、村における社会悪の件数は減少し、違法な国境越えも無くなりましたよ。特に、麻薬乱用者や交通事故はだいぶ減りました。」
一方、クモガ県クリエムノン村は、かつて社会秩序が不安定な地域でしたが、地元の女性の協力のおかげで、現在まで、社会秩序が安定しつつあります。村の女性協会は、「安全保障を担当するクラブ」や、「家庭内暴力対策クラブ」などのクラブを設立しました。これにより、村の女性協会は家庭内暴力の被害者である16人の女性を助けたり、18カップルの夫婦を和解させるなど社会秩序を乱す行為を防止するため、青少年への教育を行ってきました。これらのクラブは、大勢の女性を集め、人々の法律遵守の意識向上に貢献し、村の社会秩序の保護に貢献しています。
クリエムノン村女性連合会のホウオ・クド会長は次のように語りました。
(テープ)
「『元気で美しい女性クラブ』というヒナ型は、最も多くの女性を集めています。2019年初頭に設立されましたが、生徒から青年、中年、そして高齢者まで参加しています。そこで、クラブの諸活動を通して、参加者らに対し犯罪防止や安全保障などに関する宣伝活動を楽に行うことが出来ますよ。」
他方、エアホレオ県エアウイ村は3年前に麻薬乱用者が多くい地域でした。こうした状況の中で、地元の女性協会は「麻薬乱用者のいない家庭」というヒナ型を設立し、人々に麻薬の乱用や不法取引などをしないように働きかけました。
一人の村人は次のように語りました。
(テープ)
「私は、他の女性に効果的に働きかけるため、麻薬防止作業などいかなる活動においても先駆けて行動しなければなりません。女性たちは、子どもに麻薬を乱用しないように薦めます。以前、こうしたヒナ型が無かったとき、女性の子ども幾人も麻薬乱用者でしたが、現在は、全ての女性には麻薬を乱用する子どもが一人もいません。」
少数民族居住地における女性たちを団結させる経験について、ダクラク省女性連合会会長のグエン・トウ・グエットさんは、「最初は、女性の生活改善を集中的に助けます。安定した生活を送られる女性たちは、安心して、社会活動に参加してきます。と明らかにしました。これまでに、ダクラク省女性連合会は、多くの分野において優れた成績を収めた945人の女性を顕彰しました。
グエットさんは次のように語りました。
(テープ)
「『平等・進歩・幸福の家庭』という試みは、多くの少数民族出身の女性であり、世帯、または、男性を集めています。これらのクラブを通して、女性連合会は時代おくれの慣習を撤廃し、伝統的文化の維持のため、様々な活動を行ってきました。」
現実に適応する具体的なヒナ型で、ダクラク省の各レベル女性協会は、少数民族居住地の女性たちにとって確実な頼りになり、女性たちの協力を働きかけて、現地の社会秩序と円満な生活作りに貢献しています。