2015年末までに、北部クアンニン省は、新農村作りの基準を基本的に達成し、他の地方と比べ、高い結果を遂げました。
ホーチミン市はベトナム南部の最大都市です。長い間、同市は国の経済社会発展事業に大きく寄与してきました。特に新農村作りに関する国家目標に向けて、同市の指導部は貧しい農民支援基金を設立し、市内に住む数百戸の農民世帯に支援を行ってきました。
トゥエンクァン省はベトナム北部山岳地帯にある地方です。この省では昔から お茶栽培産業でよく知られてきます。特にトゥエンクァン省ハムイエン県のお茶は国内各地はもとよりです、多くの国にも輸出されています。
新農村作りは党と国家の大きな主張であり、全国各地で幅広く実現されています。方法はそれぞれの地方で異なっていますが、新農村基準を満たした多くの村が住民のコンセンサスを得るのが共通点です。
ソクチャン省はベトナム南部メコンデルタ地域にある地方です。近年、同省の新農村作り運動が活発に行なわれており、特に、キノコ栽培は非常に高い収益を得ています。
ソンラ省はラオスとの国境線に接するベトナム西北部山岳地帯にある地方です。近年、ソンラ省は新農村作り運動に積極的に参加しており、畜産や野菜栽培に近代的な技術を導入して、大きな成果を収めてきました。そのおかげで、ソンラ省は大きな変貌を見せています。
カントー市はベトナム南部メコンデルタ地域にある地方です。近年、同県は新農村作り運動における大きな成果を収めていますが、中でもフォンディエン県はこの運動のモデルとなっています。
ビンフォク省はベトナム南部メコンデルタにある地方です。ビンフォク省は5年前に、新農村作りを展開したおかげで、同省の農村部は大きな変貌を見せています。2010年に、ビンフォク省の一人あたりの平均年収は2千4百万ドン(約12万円)でしたが2015年には4千3百万ドン(約22万5千円)になりました。
チャビン省はベトナム南部メコンデルタ地域にあります。この地域は少数民族クメール族の人々が多い地方です。この4年間、チャビン省は新農村作り運動を行なっていますが大きな成果を収めています。
ダクラク省はベトナム中部高原地帯テイグェン地方にあり、様々な少数民族が集まる地方です。近年、ダクラク省は国内のほかの省とともに新農村作り運動に積極的に参加しています。特に、土地資源の潜在力を活かしたダックラク省はコーヒー栽培に近代的な技術を導入して、大きな成果を収めています。
バクザン省はベトナム北部ホン川デルタ地域にある地方です。同省のフェットホア県はベトナム新農村作り運動のモデルとなっています。
ハーザン省のメウバク県はベトナム北部山岳地帯にある貧しい地方ですが、新農村作り運動において大きな成果を収めてきました。特に、メオバク県、タルン村はこの運動のモデルとなっています。
貧しい少数民族への住宅用地の提供に関する政府の政策に従って、これまでに、南部メコンデルタ地域のチャビン省では、2千世帯がこの政策の対象となりました。
新農村作り運動に応え、2010年以来、中部クアンチ省は、この運動に政治システムの参加を働きかけ、人民各層の応援を受けています。
この3年間、「若者は新農村作りに参加する」という運動が実施されて以来、ベトナム青年は様々な活動に参加しており、農村部の変貌に寄与してきました。
この数年間、ベトナムにおける生産共同組合は経済成長と飢餓一掃貧困解消に大きく寄与してきました。
南部チャービン省に住む数千世帯が淡水と海水が混ざり合う汽水域にマングローブの植林と魚介類の養殖を組み合わせた生産様式は、生活改善に寄与するだけでなく、沿海マングローブ林の再生にも役立っています。
南部ニントアン省ニンフォック県フォックトアン村に住むバモイさんは長年にわたって、ぶどうの栽培と「バモイ」のぶどうという商号作りを成功させて現在、彼のぶどう農園は毎日、観光客で賑わっています。
ベトナムは農業の発展に向けた様々な有利な条件に恵まれていますが、農業生産に科学技術、特に情報技術の活用を行なう企業はいまだ少ないという現状です。
山岳地帯農村部の経済社会発展に向けて、先進的科学技術の導入と移転は適切な結果をもたらし、国民生活の改善に寄与してきました。