30日午前、南部ホーチミン市で、南部完全解放祖国統一40周年を記念する式典が盛大に行われ、グェン・フー・チョン共産党書記長、チュオン・タン・サン国家主席、グェン・タン・ズン首相、グェン・シン・フン国会議長など党と政府、国会の指導者や元指導者、各部門や機関の指導者の他、人民軍の将軍、「英雄という称号」を持つ母親、人民各層の代表、ラオス、カンボジア、キューバの代表団が参列しました。


式典で演説を行ったグェン・タン・ズン首相は次のように語りました。

（テープ）

「1975年の勝利はベトナム民族の建設防衛事業における輝かしい歴史の1ページです。この勝利で、ベトナムは南部完全解放、祖国統一という重要な使命を果たしました。これより、ベトナムは独立、統一、豊かな国民、強固な国、民主主義的、公平、かつ、文明的な国づくりに力を入れるという新しい紀元に入ることができました。この勝利は世界の平和愛好者にとって大きな励ましとなってきました。」

このように語ったズン首相はベトナムの独立と自由を勝ち取る闘争に物心両面において支援してきた旧ソ連と中国を始め、社会主義諸国、平和を愛好する世界友人に感謝の意を表明しました。新しい段階におけるベトナム革命の任務について、ズン首相は次のように語りました。

（テープ）

「1975年の勝利の精神を生かして、全党、全軍、全国民は力を合わせて、より立派なベトナム作りというホーチミン主席の遺言の実現に全力を尽くすよう呼びかけます。ベトナム国民一人一人はドイモイ（刷新）事業を全面的に促進し、ベトナムを早期に工業国にするため、取り組まなければなりません。」

集会の後、パレードが行われ、人民軍、公安部隊、民兵、労働者、農民、知識人、実業家など人民各層の代表が参加しました。

30日夜、ホーチミン市、および、ハノイで、南部完全解放祖国統一40周年を祝う花火が打ち上げられました。