ホーチミン市に住む若い女性ビジネスマンであるチン・トウイ・ランさんと同僚は、先ごろ、ニントアンの田舎に２泊３日のツアーで行ってきました。このツアーでは、ランさんは、ニントアン省における文化遺産を見学したり、チャム族の伝統的踊りを鑑賞しただけでなく、野菜の栽培、ブドウやリンゴの収穫などにも直接参加しました。

ランさんの話です。

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「こうしたツアーはとても有意義なものでした。農村地域の空気は清潔で涼しいのでとても気持ちがいいですよ。私たちは、1日中に、休まずに、色々な体験をしましたが、ぜんぜん疲れませんでした。こうした田舎体験ツアーに参加するのは、仕事のストレス解消のための効果的な方法だと思います。」

ランさんが取り上げた体験ツアーは、多くの旅行会社から広く紹介されています。大多数の観光客、特に外国人旅行者は、チャム族の踊りや飲食、伝統文化に魅せらています。

旅行会社「ベトトラベル」のガイドさんの話です。

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「私は、よく体験ツアーの観光ガイドとして仕事をしています。これらの体験ツアーに参加した観光客は、陶芸作りや、布織りなどを体験できて、とても喜んでいました。」

現在、ニントアン省におけるバウチュック(BauTruc)陶器村や、ニンフォック(NinhPhuoc)県フォックザン(PhuocDan)町にあるチャムミギエップ手織り村、ニンフォック県アンハイ村にあるナムクオン(NamCuong)砂丘、トアントウ(TuanTu)安全な野菜村、ニンハイ(NinhHai)県タイアン(ThaiAn)村にあるブドウ畑などは 体験ツアーが楽しめる旅行先となっています。

2014年にニントアン田舎の体験ツアーを開設した旅行会社「ビトラベル(Bi Travel)」社の社長は次のように明らかにしています。

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「今後も、私たちは、体験の形式を通して、国内外の観光客に対しニントアン省への旅行先を紹介したい計画です。例えば、既存のツアーにはない文化体験ツアーや、エコツアー、農業体験ツアーなどですね。

これまでに、ベトナムでは、体験ツアーはあまり普及されていないようです。そこで、ニントアン省の観光部門は、体験ツアーの開発に注視する必要があります。このことは、生態観光地や、職業村観光のPR、観光部門の持続可能な発展に寄与することでしょう。