クアンビン(Quang Binh)県スアンザン(Xuan Giang)村は、トウモロコシを原料にした酒造りの他、魚醤、肉醤などを生産し、経済的な発展を遂げています。この数年間、地元の行政当局や各部門の関心を受けたお陰で、この村の伝統的製品は、多くの消費者から知られるようになっています。

酒造り業者の一人は次のように明らかにしました。

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「私たちは、農作業をする傍ら、酒を造っています。以前は、酒を飲むために、酒造りをしましたが、現在は、おもに販売するためです。毎月、平均300∼400リットルの酒を販売していますよ。その収益は、約500万ドン（約2万円）です。」

スアンザン村チー(Chi)集落では、およそ130世帯が、トウモロコシの酒を造っています。チ―集落党委員会のホアン・バン・トアン委員長は、次のように語りました。

(テープ) 

「集落の管理委員会は、村人に酒造りを働きかけました。トウモロコシの酒は売れ行きが好調になりつつあるため、酒造りの職業は、現地住民の生活改善に貢献するからです。」

一方、クアンビン村は、27の農業生産協同組合が活動しています。これらの生産協同組合は、農家に高品質製品の生産と消費を補助しています。タントオイ農業生産協同組合のブ・ティエン・タン副会長は次のように語りました。

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「農家が、この生産協同組合に参加してから、農作業への先進的技術の導入を身に付けるようになり、高品質な農産物を作れるほか、高い値段で売れます。」

他方、ビ・トオン（Vi Thuong）村は、美味しいコメの生産地として知られています。党委員会のロン・ドウック・チュンさんによりますと、村にある5つの生産協同組合はかなり効果的に活動しているようです。

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「生産協同組合は農家の農産物を買い込みます。その為、農家らは、消費先探しを考えなくてよいですね。」

生産協同組合の効果的活動と伝統的職業村の発展は、ベトナム安全農産物生産基準を満たした製品作りに貢献しています。従って、農家の生活基準も向上されるようになっています。

クアンビン県農業室のグエン・バン・ホアン室長は次のように語りました、

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「私たちは、伝統的職業村の開発に現地の潜在力を活用しました。その上で、村人に『一村一品』の製品の生産を奨励します。さらに、生産協同組合を成立し、組合員らに生産技術を教えたり、高品質製品の生産を指導したりします。」

ハザン省、とりわけクアンビン県の農家らは行政当局や関連各機関の関心を受けて、農業生産に励んでいます。