(VOVWORLD) -ベトナム西北地方ディエンビエン(Dien Bien)省ムオンネ(Muong Nhe)県は、常に党建設を注視しています。従って、同県の党委員会は、それぞれの村に党支部を設立し、党組織の指導能力と戦闘力の向上に貢献しています。
ムオンネ県行政当局が 新聞記者の取材に行う様子 |
毎年、ムオンネ県党委員会は、党支部の書記を対象に党作業の訓練や、党会合の開催方法などを案内するコースを開きます。ムオンネ県党委員会のグエン・クアン・フン委員長は次のように明らかにしました。
(テープ)
「2015年から2020年期に、およそ700人が入党しました。その中の500人余りは少数民族出身者です。これまでに、県内には38の村がありますが、全ての村に党員がいます。私たちは、長老、村長などの優秀な人々に対し党の育成と訓練を行っています。現在、既に26人の長老、村長が党員になっています。その中の12人の村長は党委員会委員長を兼任していますよ。毎年は、威信のある長老、村長を顕彰します。彼らは、党の路線、国の法律の宣伝普及活動や、貧困解消などに重要な役割を果たすからです。」
ムオンネ県党委員会は、村・集落の各レベル党支部に対し、毎年のテーマ、または、現地の重要な任務、差し迫った問題などに応じて党の会合を指導しました。こうした会合が頻繁に行われることで、住民生活が安定化し、住民は党の指導力を信頼するようになります。
ナムケム(NamKem)村フィエンバイ(Phieng Vai)集落に住むタイ族のロ・バン・バンさんは次のように語っています。
(テープ)
「以前と比べ、私たちの生活はすっかり変化しましたよ。道路もちゃんとキレイに整備されるようになりました。党と国家は、多くの面において私たちに配慮してくれました。例えば、困難な状態にある少数民族に生産用地、居住用地を充てたり、生活用水を供給することや、山間部と僻地にある特別に困難な村在住者に畜産と栽培を支援することなどです。」
ムオンネ県行政当局の代表が、住民の家を訪れる。 |
ムオンネ県党委員会は、常に、党員の増加に配慮しており、これを党建設作業における重要な任務として見なしています。チュンチャイ(Chung Chai)村ナムパック(Nam Pac)集落党支部のリ・トウ・セ書記は次のように語っています。
(テープ)
「2015年に、私は、村長に選ばれました。2017年に、入党し、2019年までに党支部の書記を選出されました。ナムパック集落には139人を擁する37の世帯があります。その内、16人が党員です。党支部は、常に、村人の農作業や、畜産などに配慮してくれますよ。」
ムオンネ県は、党の発展、強固で清廉な党建設、若い党員の育成を良好に実現してきました。これらは、党員の質的向上、専門能力のある人材の育成に貢献し、現地の経済社会発展事業に奉仕することです。