(VOVWORLD) -現在、現地の幹線道路からそれぞれの集落に至るまでの道路はコンクリート化され、住民の往来に便宜を図っています。
北部ソンラ(Son La)省ソンマ(Song Ma)県チェンクオン(Chieng Khuong)村は、ソンラ省で初となる新農村の村として認められました。この10年間にわたって新農村作りに関する国家目標プログラムを展開して以来、チェンクオン村はすっかり変化し、現地住民の生活は絶え間なく改善されてきました。
チェンクオン村クェットタン(Quyet Thang)集落に至るまでの広いコンクリート道路の両側にはマンゴー園や、竜眼園などがあります。現在、現地の幹線道路から
竜眼の面度を見ている(TTXVN撮影) |
それぞれの集落に至るまでの道路はコンクリート化され、住民の往来に便宜を図っています。クェットタン集落に住むホイさんは次のように語りました。
(テープ)
「地元の行政当局は、この集落に新しい幼稚園の建設と道路の拡張を計画しましたが、建設予定地が足りませんでした。そこで、私の家族は、新しい幼稚園の建設のためにおよそ400平方メートルの土地を自発的に提供しました。」
ところで、チェンクオン村は、およそ2779世帯に及ぶ23の集落があります。現地の住民たちは、キン族、タイ(Thai)族、シンムン(Sinh Mun)族、コムウ(Kho Mu)族です。新農村作りに関する国家目標プログラムに応えて、村人たちは、全長50キロメートルに及ぶ170箇所の道路建設のために、12000平方メートルの土地を自発的に提供した他、道路建設にも協力しました。
チェンクオン村人民委員会のリュウ・バン・クオン委員長は次のように語りました。
(テープ)
「チェンクオン村は、2010年~2020年までの時期に、新農村作り運動を試験的に行う村に選ばれました。この運動を効果的に実現するために、地元の行政当局とチェンクオン国境警備庁は、現地住民に道路建設のための土地と人力を提供するよう働きかけました。特に、私たちは、企業や支援者と連携して、貧しい状態にある人々の仮設住宅の代わりに健全な住宅を建設してあげましたよ。」
チェンクオン村の住民たちは、従来の農作業を果樹の栽培に転換しました。その結果、住民の生活は改善され、貧困世帯の割合が減少するとともに、村全体の光景が変化するようになりました。