西北部の春

(VOVWORLD) -ベトナム西北部地域各省は少数民族が多く住んでいる地方となっています。この数日間、現地住民は、旧正月テトを控えて、様々な準備を急いでいます。
西北部の春    - ảnh 1

ディエン・ビェン省トアンザオ県フィンサン村クアチャ村落に住むフーラ(Phula)族の各家庭はテトを迎える準備作業が平日より賑やかになっています。フィンサン人民委員会のザン・ア・ズン委員長は次のように語りました。

(テープ)

「現地に住む全ての家庭がテトを楽しく迎えられるように、現地の行政当局は、貧困家庭のリストアップをして、支援活動を行いました。」

一方、ソンラ省フーイエン県フィトオン村ヌイホン村落に住むモン族にとって、今年のテトは以前より十分に楽しくなるようです。というのは2018年に入ってから、現地の住民たちは国家電気網を使用するようになっているからです。ヌイホン村落の住民の話です。

(テープ)

「国電気網が敷設されたので、誰もが嬉しいよ。生活に余裕ができた家庭は、テレビや、冷蔵庫、炊飯器などを整備しています。夜になると、どの家にも灯りが灯り明るくなりますよ。」

西北部の春    - ảnh 2   恵まれない家庭への物的支援

他方、ライチャウ省フォントー県マリチャイ村では、同省の軍事司令部は、貧困な状態にある家庭への支援活動を行いました。現地住民の話です。

(テープ)

「テトになると、私たち村では誰もが嬉しく感じます。党と国家、そしてここに駐屯している幹部、兵士の配慮を受けて、色々なプレゼントをもらえました。とてもありがたいです。」

フォントー県人民委員会副委員長の話です。

(テープ)

「全ての住民がテトを楽しめるという方針で、人民委員会は各村に対し、革命功労者や傷病軍人、貧困世帯などのリストアップを求めました。それを基礎にして、恵まれない家庭への支援措置を講じました。」

各レベルの部門と現地行政当局の配慮を受けて、西北部山岳地帯に住む少数民族たちは今年のテトを楽しく迎えることでしょう。

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