ベトナムは熱帯国であり、風と太陽光に恵まれ、海岸線は3200キロに及んでいます。これらは風力や太陽エネルギー、バイオエネルギーの開発に際し有利な条件となります。
国の経済が低迷状態にある中、政府はマクロ経済を安定化させながら、企業を支援する複数のプログラムを実施しています。
この数年、ベトナムは胡椒の生産と輸出で世界の1~2位を争う座についていますが、生産・加工発展計画が不充分なことから胡椒価格がいくつかの国より低くなっています。
統計によりますと、ベトナムの輸出品の90%は海路で出荷されています。こうした中、ベトナム北部の玄関口としての位置にある北部港湾都市ハイフォンの港湾発展は戦略的な意義を持つとみられています。
タイビン省は首都ハノイからおよそ110キロのところで、ホン川(紅河)デルタの沿海地域にあり、ハノイ、港湾都市ハイフォン、クァンニン省からなる経済開発の三角地帯の場所から様々な利点があります。
先ごろベトナム計画投資省はベトナムの海外向け投資状況に関する報告を発表した。
近年、南部ホーチミン市を訪れるならば観光客は必ず、同市の中心地にあるハスつぼみ形をどった塔に足を止めるでしょう。このタワーはビテクスコ・フィナンシャルタワー(Bitexco Fiancial Tower)と呼ばれるもので、ベトナム経済の飛躍的な発展並びに能動的かつ魅力的に満ち溢れるホーチミン市の姿を表しています。
この数年、世界経済の停滞による影響が続いているものの、北部各省に対するFDI=外国直接投資は急増しており、その中に工業団地の投資プロジェクトは多数を占めています。
2013年に入ってもベトナムの不動産市場は停滞し続けています。在庫と不良債務は解決すべき大きな問題となっています。
計画投資省によりますと、現在、ベトナムで活動中のFDIプロジェクトは1万4550件です。その登録資本金は2110億ドルに上っており、実施額は976億3000万ドルとなっています。
この十年間、中部高原地帯テー・グエン地方のザ・ライ省で貧困状態から脱出した世帯の割合は年平均3%から4%に達しています。
今年、ベトナム政府は経済再構築と安定的かつ持続的な発展に向けての成長モデルの移行を集中的に実施する方針を固めました。
近年、コーヒーはベトナムの主力輸出品の1つに躍り出ています。コーヒー輸出量が日増しに高まっていることにより、ベトナムは世界第1のコーヒー輸出国なったのです。
先ごろ、グエン・タン・ズン首相は2013年から2020年期の経済再構築を競争力と質、及び効果向上に向けての成長モデルと連携させる総合計画を承認しました。
今年1月から2月末にかけて、ベトナム繊維製品の輸出は積極的な兆をみせています。多くの企業が通年の輸出契約を締結したことなどは繊維製品輸出が増加する展望を示しています。
現在、ホーチミン市は大きな消費市場となっており、国内市場の発展に拍車をつける可能性があるとみられます。
北部山岳地帯ソンラー省( Son La)にある水力発電所建設プロジェクトはこの7年間、実施されており、ベトナムの重点的プロジェクトと言われています。
2012年はベトナム企業にとって困難な年でした。国内市場の低迷と世界経済の複雑な変動は各企業に多大な損失をもたらしました。
ベトナムの経済が不況な状況に陥り、外国直接投資が減少しつつある背景の中に、2012年、南部ビンズオン省は国内各地の中で、群を抜いてFDI=外国直接投資の誘致でトップになっています。
アメリカとベトナム民主共和国、南ベトナム共和国、ベトナム臨時革命政府の4者が1973年1月27日にパリで締結したベトナムでの戦争終結に関するパリ協定の交渉の成功は、ベトナム外交の実力のほか、平和を愛する世界の人々の貢献もあります。