23日午前、中部タイン・ホア( Thanh Hoa) 省ティン・ザ( Tinh Gia) 県にあるギーソン( Nghi Son) 経済区でギーソン製油所・石油化学コンプレックスの起工式が行われました。
食糧安全保障の確保は政府の第一の関心事となっています。また、工業の発展と都市開発に伴う農地の縮小や気候変動が複雑に推移し、農業生産にマイナス影響 を与えている現在、食糧安全保障は重要さを増しています。食糧安全保障を確保しながらも、どのようにして農業生産高を向上させ、コメの輸出量を増加させる かは大きな課題となっています。
南部メコンデルタ地域は農業経済地区です。コメや、果物などの農産物と水産物の輸出は年々増えています。しかし、この地域の国内外投資の誘致はその潜在力に相応しくないと指摘されています。
かつてのベトナムは石油開発に際し、とれたガスを使用せず捨てていましたが、現在、ガス開発でよく知られる世界屈指の国へと成長しました。ガス部門は貿易、工業、交通運輸分野など、国内需要に応えられるようになりました。
豊富で新鮮な農産物と食品の原材料を持つベトナムは世界の多くの国に加工食品を輸出してきました。しかし、近年、世界的経済危機や、欧州をはじめ、各国の貿易障壁、厳しい要求・基準などの理由により、その輸出は様々な困難に直面しています。
TPP=環太平洋経済連携協定の交渉は最終ラウンドを控えていますが、ベトナムはこの協定への加盟により、世界経済への参入や輸出・投資の促進が図られると期待しています。ただ一方でチャンスに恵まれる傍ら、試練にも直面すると見られています。
先頃、ベトナム若手実業家協会はベトナム若手実業家運動20周年と「金の星」賞創設10周年を記念する式典を開催しました。この賞は経済発展に大きく貢献した優秀な実業家に授与されるものです。
近年、世界市場における多くのベトナム製品の商標知名度が高まっています。これは国の輸出の促進や、生産発展、国家の威信の向上などに寄与しています
クァンニン省は投資環境の全面的な改善、投資振興、投資優遇政策の実施に力を入れてきたことでFDI=外国直接投資の誘致の強化が図られてきました。また、同省は沿海地域の強みを投資誘致に生かしています。
今年の初めに、ベトナム北部山岳地帯のタイグエン省に喜ばしいニュースが入りました。それは、韓国のサムスングループが同省に20億ドルを投資すると決定したことです。
今年の上半期、ホーチミン市は世界経済危機による影響にもかかわらず、国内各地の中でも群を抜いてFDI=外国直接投資の誘致でトップとなっています。
年初からこれまで、ベトナム経済は様々な困難に直面していますが、積極的な兆を見せています。特に、工業が好転し、国の経済全体の回復に有利な条件を作り出していると評価されています。
経営活動に電子商取引を導入することは世界中の必至な動きですが、ベトナムも例外ではありません。ベトナムではインターネットの迅速な発展につれ、多くの企業がインターネット上の取引と経営の拡大に力を入れています。
先ごろ、計画投資省所属外国投資局は今年上半期のFDI=外国投資状況に関するデータを発表し、FDI誘致状況は積極的な兆を見せていると明らかにしました。
この間、ベトナムと日本との経済協力に関する一連のシンポジウムやフォーラムが開催されますが、「ベトナム・日本人投資家の魅力的な目的地」や「日本からベトナムへの新たな投資の波」という意見が相次いでいます。
統計総局の報告によりますと、同期に、GDP=国内総生産の伸び率は4・9%に達していますが、CPI=消費者物価指数は2・4%にとどまり、この10年間の最低水準となっています。
ベトナムは紡績縫製部門の発展を世界経済への参入と連携させ、進め、同部門を重点的な産業と輸出部門へと成長させる計画があります。
南部メコンデルタはベトナムの最大コメ生産地となっており、180万ヘクタールの耕作地でコメの2期作、3期作でき、その生産量は日増しに高まっています。
先頃、中部ハーティン省で開催された「2013年のベトナムの海と島週間」の枠内で、第6回ベトナム海洋経済フォーラムが行われました。
今年1月から5月までのベトナム経済は、マクロ経済に関する各指数が日増しに改善されているなど、引き続き積極的な変貌を見せています。