今年、ベトナムは世界経済への参入を進めている背景の中で、労働効率の向上が国家の競争力と国民の生活水準の改善に影響を与えることから、政府を始め、全 社会の特別な関心事となっています。労働効率を向上するためには、資金、科学技術、人材育成が必至の課題として挙げられています。
IAEA=国際原子力機関が「イランは2015年7月に達成された核合意を履行している」と発表したことを受け、この数日、日本や、欧米諸国はイランに対する制裁解除を進めています。一方、イランも、そのメリットを活用するために国際社会への参入を促進しています。
既にお伝えしましたように、アメリカのオバマ大統領は、ASEAN=東南アジア諸国連合加盟10か国の首脳を初めてアメリカに招待し、15日と16日の両 日、カリフォルニア州にある保養施設のサニーランズで、首脳会議を開催し、ベトナムからはグエン・タン・ズン首相率いる代表団が臨みました。
ベトナムのグエン・タン・ズン首相は「TPPによるチャンスと試練・ベトナムの行動」と題するコメントを執筆しました。今日は、その主な内容をお伝えします。
アメリカのオバマ大統領は、ASEAN=東南アジア諸国連合加盟10か国の首脳を初めてアメリカに招待し、15日と16日の両日、カリフォルニア州にある保養施設のサニーランズで、首脳会議を開催し、ベトナムからはグエン・タン・ズン首相率いる代表団が臨みました。
2015年12月31日、ASEAN=東南アジア諸国連合共同体が計画通り、正式に発足しました。これはASEANの形成、発展にとって重要な節目となり、ベトナムの国際社会への参入に重要な意義をもつ出来事です。ASEAN共同体発足がもたらすチャンスは多くありますが、試練も少なくありません。
2016年中に、ベトナムは引き続き国際社会への全面的参入という主張を実現しています。ベトナムはこの時期における外交部門の3つの主要な任務を掲げています。
1930年に創設されたベトナム共産党の指導の下、この86年間、ベトナムはかつての民族解放事業と現在の建設防衛事業において多くの成果を収めてきました。その中で、1986年に始まったドイモイ刷新事業はベトナムに大きな変貌をもたらし、国際社会の好評を得ています。こうした成果を基盤に、ベトナム共産党は今後、より全面的かつ包括的な改革を継続し、さらに発展させる方針です。
ベトナム各地に春がやってきました。春を迎えるにあたり、ベトナム国民は平穏で幸福な一年への希望を沸かせています。ベトナムは今日が旧正月テトの元日に あたり、皆、厳かに過ごしています。そんなベトナムの祝日、ハノイから特別番組をお送りしますので、どうぞ、私たちの方向をお聴きください。
社会福祉は、社会政策の重要な一部であり、国の経済社会発展戦略に盛り込まれています。
4日、ベトナムや日本、アメリカなど12か国が参加したTPP=環太平洋経済連携協定の署名式が協定文書の取りまとめ役を務めたニュージーランドのオークランドで行われました。ベトナムにとって、TPPを締結することは世界経済への参入事業における重要な節目となります。
今年11月8日に投票が行われるアメリカ大統領選挙に向けた民主、共和両党の候補者指名争い初戦となるアイオワ州党員集会が州内各地区で開かれました。初戦ですが、その結果は世論の予想と違います。
2016年2月3日はベトナム共産党創立86周年記念日です。今年、ベトナムはドイモイ刷新事業提唱30周年を記念します。ドイモイ事業の成果を見るとベトナム共産党が打ち出したドイモイ政策の正しさを裏付けるものと言えます。
キューバのラウル・カストロ国家評議会議長が1日と2日の両日、フランスを公式訪問しました。キューバの元首がフランスを訪問するのは21年ぶりで、フランスとキューバとの関係だけでなく、キューバの国際社会への復帰も新たな段階を切り開くとされています。
これまで、109の国と地域に暮らし働いているベトナム人450万人は団結を強化し、様々な成果を収めてきた上で、所在国 の発展に貢献しました。新たな発展段階に入って、国外在留ベトナム人はあらゆる分野で祖国ベトナムに貢献をし、強固で、民主、公平、文明的なベトナ ムの建設に尽力する決意です。
エジプトは去る1月25日、民主化要求運動「アラブの春」による革命から5年の「革命記念日」を迎えました。
28日午前、ハノイで開催されていた第12回党大会の閉会式でグエン・フ・チョン共産党書記長は演説を行 い、大会の成功は全党、全国民、全軍に対し、困難や試練を乗り越え、ベトナムを早期に現代的な工業国に発展させるよう激励すると強調しました。また、社会 主義国家建設を目指しているベトナムに新たな発展段階を切り開くとしています。
ベトナム共産党のグェン・フ・チョン書記長は、第12回ベトナム共産党大会の開幕演説の中で、「ベトナムを早期に近代的な工業国にする」という目標を強調しました。この目標は、大会の参加者から支持されています。
シリア内戦の解決について政府と反政府勢力が2年ぶりに話し合われる和平会議が、25日から始まる予定でしたが、双方の間の溝が深く、開始が遅れてしまいました。シリア問題を担当する国連のデミストゥラ特使は25日、ジュネーブで記者会見し、和平協議を29日に開始する意向を明らかにしました。しかし、協議に入っても、シリア情勢の安定化に向けた道のりは険しいのが現状です。
ハノイで開催中の第12回党大会で読み上げられた政治報告は民族の大団結はベトナム 革命の戦略的路線であり、祖国の建設防衛事業に原動力をつけるものであると強調しました。国民と党員らは党に対し大団結に関する教訓を生かして、新たな段階において民族大団結の中核的な役割を立派に果たしていくよう希望するとしています。