世界各国の政治や経済界のリーダーが一堂に会する、WEF=世界経済フォーラムの第46回年次総会「ダボス会議」が20日からスイスのダボスで始まりました。
既にお伝えしていますように、21日午前、ハノイで、第12回ベトナム共産党全国代表大会が開幕しました。
「精錬で強靭な党建設の促進」は、1月20日から28日にかけてハノイで開催中の第12回ベトナム共産党全国代表大会のテーマで強調されているものです。実際から見ても、これは、ベトナム共産党の存続、発展にとって死活問題といえます。
イランが核開発の制限措置を履行したことに対し、欧米が制裁解除を宣言しました。35年間敵対関係が続いていたイランと欧米は新しいページを切り開きました。
まもなく開催される第12回党大会に提出される報告議案には今後5年間の外交事業の目標として国際法の基本的な原則に従って、平等と互恵を基礎に国家、民 族の利益を確保することを第一にあげました。この目標は30年間にわたるドイモイ=刷新事業から引き出された教訓を基に、国際情勢に見合うよう設定された ものです。
今月20日、5年に一度行われる第12回ベトナム共産党全国代表大会が開幕します。これを前に、全国の幹部や党員、人民は共産党に強い信念を示しています。第12回党大会に関する多くの会議や討論会で、党員と人員は今回の大会の成功への期待を示しています。
来年1月に任期を終えるアメリカのオバマ大統領は12日、アメリカ議会で、およそ1時間にわたって、内政・外交の施政方針を示す最後の一般教書演説を行い、雇用の改善や、医療保険制度改革の実現など、就任以来7年間の成果を強調しました。
この30年間にわたって実施されてきた「ドイモイ刷新事業」の成功は国際共同体から高く評価しています。
ハノイで開催中の第11期ベトナム共産党中央執行委員会第14回総会は、今月の20日から28日にかけて行われる第12回全国党大会の最終準備とされています。今回の総会で、党中央委員会は、第12期の党中央執行委員会、政治局、書記局の人事問題について討議すると共に、今月の20日から予定されている第12回全国党大会の議長団、書記局、代表資格審査委員会の予定名簿を採択します。また、TPP環太平洋経済連携協定の採択を承認する見込みです。
「ベトナムは東部海域(南シナ海)の領有権と正当な利益を断固として守っています。」グエン・タン・ズン首相は新年にあたり、このように発表しました。ま た、ズン首相はベトナムはASEANの責任感のある加盟国として地域各国と力を合わせ、東部海域をはじめ、地域の平和、安定の維持に全力を尽くすと強調し ています。
気候変動への対応は2016年におけるベトナムの重要な任務の一つとされています。これにより、ベトナムは国内の力を生かしながら、国際社会との協力を強化して、COP21=気候変動に関する国連の枠組み条約締約国第21回会議が出された目標の実現に取り組んでいます。
IOM=国際移住機関の統計によりますと、2015年に入って地中海を渡るなどして欧州諸国に流入した難民や移民が100万人を超えました。
過去70年間、ベトナム国会は、国の建設防衛事業に多大な貢献をしてきました。その70年は、ベトナム国会の誇るべき道のりだったといえます。国会は、絶えず成長し、民族大団結のシンボルと見られています。
中東の2大盟主国であるサウジアラビアとイランが(現地時間)3日外交関係を断絶し、中東の情勢が緊迫化しています。対立の発端は2日、テロ活動に従事した罪でシーア派の有名聖職者ニムル師を含む47人の集団処刑を行ったと、サウジが発表したことです。同じシーア派の指導者が国を治め、同師を処刑しないよう要請してきたイランは猛反発しています。今回の情勢は、中東地域の緊張をさらに高める恐れがあります。
2016年に入り、チャンスと共に試練がやってきました。ベトナムはASEAN共同体への参入をはじめ、二国間や多国間自由貿易協定の締結を通じて世界経済への参入を進めています。
VOV=ベトナムの声放送が選んだ2015年の国内の10大ニュースをお伝えします。
COP21や、ASEAN共同体の誕生、海上紛争などは世論の注目を集めています。
既にお伝えしましたように、12月31日に、ASEAN東南アジア諸国連合共同体が正式に発足し、この50年間にわたるASEANの形成と発展プロセスにおける重要な節目となります。
2015年、中東地域は依然として紛争やテロなどで不安定な状況が続いています。2010年から2012年までアラブ世界で発生した大規模な反政府デモ、いわゆるアラブの春は今もなお、この地域を破壊し続けています。
ベトナム国会は創立以来70年間、立法の役割を立派に果たし、国民の、国民による、国民のための法治国家の建設に法的裏づけを作ってきました。また、立法活動は国の発展と国際社会への参入に重要な貢献をしています。