内戦状態に陥っている中東のイエメンの和平に向けた協議が15日、スイスのジュネーブで国連の仲介によって始まりましたが、政権側は反体制派の占領地域からの撤退を強く求めているのに対し、反体制派は政権側を支持する隣国のサウジアラビアなどによる空爆の即時停止を求める など立場の隔たりは大きく、協議の行方は予断を許しません。
今年の大晦日にASEAN共同体が正式に発足します。ベトナム東部海域いわゆる南シナ海問題をはじめ、地域情勢が複雑に推移している背景の中で、 ASEAN政治・安全保障共同体は重要な柱となり、地域と国際問題の解決におけるASEANの中核的な役割の向上に寄与すると見られます。
ハノイで開催中の第13期国会第9回会議では、二日間半にわたり質疑応答が行われています。農業農村開発大臣、商工大臣、科学技術大臣、教育訓練大臣、および、グェン・スァン・フック副首相らが国会議員の質疑に答弁しています。
イランの核開発問題に関して、欧米など6カ国は最終合意達成のために急いでいますが、イランのアラグチ外務次官は「最終合意の期限が6月30日以降に先送りされ、交渉が続くかもしれない」と述べました。これは、消極的な兆と見られています。
ハノイで開催中の第13期国会第9回会議は、今年と向こう数年間の経済社会発展の任務と措置について討議しました。
今回のG7サミットが東シナ海とベトナム東部海域の海上安全保障の重要性を強調したことはこの海域の平和・安全保障・航行の自由が国際社会の共通した大きな問題となっていることを示しています。
現在、450万人以上のベトナム人が109の国と地域で働き暮らしており、国の建設発展事業に大きな貢献をしています。7日、ハノイで「国外在留ベトナム 人知識人と2016年から2020年期の経済発展と国際社会への参入」というフォーラムや国外在留ベトナム人と関係機関の代表との会合が行われましたが、 これらは国外在留ベトナム人に祖国への貢献を強化するよう呼びかけることが狙いです。
ハノイで開催中の第13期国会第9回会議は今国会の最後の会議になります。法律法令作成計画を遂行するため、今回の会議では法律作成が重点的な議事日程とされています。
ウクライナでの政治的危機が高まっており、関係各国は停戦合意に違反していることを互いに非難しあっています。その他、ロシアとEU=欧州連合は互いに報復措置を繰り返して実施しています。ロシアとEUとの矛盾はウクライナ情勢の解決にマイナス影響を与えています。
3日、グエン・タン・ズン首相は6日までの日程で、ポルトガルとブルガリアへの訪問を開始しました。この2カ国はEU=欧州連合加盟国同士で、ベトナムとの良好な関係があります。
ハノイで開催中の第13期ベトナム国会第9回会議では、国民投票法案が始めて討議されます。この法案は国民の権限の発揮および直接的な民主主義を促進するもので、2013年憲法の具体化と法律の完備を目指しています。
5月29日から、シンガポールで開催されていたシャングリラ対話2015=第14回アジア安全保障会議は5月31日、共同声明を発表し、閉幕しました。声明では地域の安全保障状況が緊張になっている背景の中で、平和、安定、協力、発展の環境を維持するために、信頼醸成や軍事的情報などの透明性の拡大は必至の課題となるとしています。
既にお伝えしましたように、グェン・タン・ズン首相は、ベトナムとEAEC=ユーラシア経済連合とのFTA=自由貿易協定の調印式典に出席する為、29日、カザフスタンに向かいました。
最近、朝鮮半島情勢は複雑に推移しています。潜水艦発射弾道ミサイルの発射試験に成功したと発表した朝鮮民主主義人民共和国は、新たにレーダーに探知されにくいステルス機能を持った艦艇を配備するなど、軍備強化を進めています。
ハノイで開催中の第13期国会第9回会議では、海洋、島嶼資源環境法案の討議が行なわれる予定です。これは、新しい法であり、複数の法に関連していると見られています。
過激派組織「イスラム国家」ISがイラク第2の都市モスルを電撃制圧してから約1年になっています。
ハノイで開催中の第13期国会第9回会議では2015年の経済社会発展任務の完遂を目指し、主要な措置や解決策が集中的に討議されています。経済社会発展で一定の成果や好転を見せてきましたが、様々な困難や試練が浮上しているとしています。
既にお伝えしましたように、国連の潘基文事務総長は二日間の日程でベトナム公式訪問を開始しました。
中国とアメリカとの関係が緊張情勢にあります。その原因の一つとして挙げられるのはベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海に関する意見の食い違いによるものです。中国がベトナム東部海域で岩礁の埋め立てを進めていることを前に、アメリカは強固な態度を示しています。
既にお伝えしましたように、20日午前ハノイで行われた第13期国会第9回会議の開幕式後、グエン・スアン・フック副首相は政府を代表して、2014年の 経済社会発展計画の実施状況と2015年の任務の展開に関する政府の報告を読み上げ、その中で、「国会が出した目標の殆どが達成された」としています。