この30年間にわたって実施されてきた「ドイモイ刷新事業」の成功は国際共同体から高く評価しています。
ハノイで開催中の第11期ベトナム共産党中央執行委員会第14回総会は、今月の20日から28日にかけて行われる第12回全国党大会の最終準備とされています。今回の総会で、党中央委員会は、第12期の党中央執行委員会、政治局、書記局の人事問題について討議すると共に、今月の20日から予定されている第12回全国党大会の議長団、書記局、代表資格審査委員会の予定名簿を採択します。また、TPP環太平洋経済連携協定の採択を承認する見込みです。
「ベトナムは東部海域(南シナ海)の領有権と正当な利益を断固として守っています。」グエン・タン・ズン首相は新年にあたり、このように発表しました。ま た、ズン首相はベトナムはASEANの責任感のある加盟国として地域各国と力を合わせ、東部海域をはじめ、地域の平和、安定の維持に全力を尽くすと強調し ています。
気候変動への対応は2016年におけるベトナムの重要な任務の一つとされています。これにより、ベトナムは国内の力を生かしながら、国際社会との協力を強化して、COP21=気候変動に関する国連の枠組み条約締約国第21回会議が出された目標の実現に取り組んでいます。
IOM=国際移住機関の統計によりますと、2015年に入って地中海を渡るなどして欧州諸国に流入した難民や移民が100万人を超えました。
過去70年間、ベトナム国会は、国の建設防衛事業に多大な貢献をしてきました。その70年は、ベトナム国会の誇るべき道のりだったといえます。国会は、絶えず成長し、民族大団結のシンボルと見られています。
中東の2大盟主国であるサウジアラビアとイランが(現地時間)3日外交関係を断絶し、中東の情勢が緊迫化しています。対立の発端は2日、テロ活動に従事した罪でシーア派の有名聖職者ニムル師を含む47人の集団処刑を行ったと、サウジが発表したことです。同じシーア派の指導者が国を治め、同師を処刑しないよう要請してきたイランは猛反発しています。今回の情勢は、中東地域の緊張をさらに高める恐れがあります。
2016年に入り、チャンスと共に試練がやってきました。ベトナムはASEAN共同体への参入をはじめ、二国間や多国間自由貿易協定の締結を通じて世界経済への参入を進めています。
VOV=ベトナムの声放送が選んだ2015年の国内の10大ニュースをお伝えします。
COP21や、ASEAN共同体の誕生、海上紛争などは世論の注目を集めています。
既にお伝えしましたように、12月31日に、ASEAN東南アジア諸国連合共同体が正式に発足し、この50年間にわたるASEANの形成と発展プロセスにおける重要な節目となります。
2015年、中東地域は依然として紛争やテロなどで不安定な状況が続いています。2010年から2012年までアラブ世界で発生した大規模な反政府デモ、いわゆるアラブの春は今もなお、この地域を破壊し続けています。
ベトナム国会は創立以来70年間、立法の役割を立派に果たし、国民の、国民による、国民のための法治国家の建設に法的裏づけを作ってきました。また、立法活動は国の発展と国際社会への参入に重要な貢献をしています。
2015年、ベトナムの通貨政策はマクロ経済の指導政策の実施や国の経済発展に大きく寄与してきたと言えます。2015年に行われた通貨政策は市場の変動に見合った主体的、かつ、臨機応変という政府の指導を基礎に実施され、ベトナム通貨ドンの価値の確保に寄与してきました。
2015年は欧州にとって不安でいっぱいな一年であったとも言えるでしょう。それは、安全保障の不安定、経済回復遅れ、難民問題を巡って 欧州各国の対応に温度差が見られたということです。
中国共産党政治局常務委員で、全国人民代表大会常務委員会(全人代)の張徳紅常務委員の招きに応え、グエン・シン・フン国会議長は23日から27日にかけて中国公式友好訪問を行ないます
すでにお伝えしましたように、21日、ハノイで、第11期ベトナム共産党中央委員会第13回総会が閉幕しました。閉会演説で、グエン・フー・チョン共産党書記長は、今回の総会は成功し、来年の1月に予定されている第12回全国党大会の成功に貢献するであろうとの確信を表明しました。
国会の質疑応答は監視役割として重要な一部です。70年にわたる国会の歴史の中で質疑応答は大きく刷新され、最高権力機関としての国会の役割の発揮に重要な貢献をしてきました。
1946年1月6日に行われた総選挙はベトナム民主共和国の初の国会議員を選出しました。これは19世紀の半ばから1世紀にわたり、フランス植民地主義者の支配に置かれていた状態から、国の主人公になった当時のベトナム国民にとって重要な節目となりました。
2015年12月31日、ASEAN=東南アジア諸国連合共同体が正式に設立されます。これまで、ASEAN加盟諸国は、ASEAN共同体の誕生のための 準備作業を基本的に完了し、人材の質的向上や、インフラ整備、連携の強化、発展格差の是正、商品流通への条件作り、法的枠組の整備などを積極的に進めてき ました。