(VOVWORLD) - ベトナム中部高原地帯テイグエン地方に居住している少数民族エデ族は、コミュニティのつながりを大切にしており、兄弟や姉妹関係を結ぶ儀式を行う習慣があります。この儀式は人間同士の団結や愛情、相互支援の強化を目指すもので、エデ族のヒューマニズムを示すものとして知られています。
(VOVWORLD) - ベトナム南部メコンデルタ地域にあるソクチャン省はクメール族が多く暮らしている地方の一つです。近年、同省はクメール族の生活改善を重要な課題の一つとし、クメール族の貧しい世帯にいろいろな支援措置を取っています。
(VOVWORLD) - ヌンジンの切り絵は2013年に国の無形文化遺産に認定されました。この切り絵は、葬式以外には使われず、ヌンジンの人生観や信仰心を示すものです。
(VOVWORLD) - ベトナム中部高原地帯テイグエン地方に暮らす少数民族エデ族の伝統的な錦織は着用する人が減り、消滅してしまう恐れがありましたが、近年の伝統的な錦織の文様を現代衣服に取り入れる取り組みにより、伝統的な錦織の保存だけでなく、地元の人々の収入向上にも貢献しています。
(VOVWORLD) - 民謡テンの儀式は伝統的な信仰であり、文学・音楽・美術を結合させた総合芸術でもあると言えます。こうしたテンの儀式は現在もテイ族とヌン族の生活の中で大切に保たれています。
(VOVWORLD) - 旧暦の3月15日になると、中国と国境を接する東北部クアンニン省ビンリエウ県とその周辺に暮らす少数民族サンチ族の人々は同県のフックドン村に集まって、民謡「ソーンコ(Soong Co)」を歌う祭りを楽しみます。ソーンコはサンチ族の民謡を代表するものであり、この民族の豊かな文化を支えるものでもあります。
(VOVWORLD) - 白タイ族の言葉で「テン」は日本語の天、「キンパン」は歓びを意味します。
(VOVWORLD) - ベトナム北部山岳地帯に多くが暮らす少数民族モン族は、民族衣装や風俗習慣によって黒モン、花モン、白モン族などいくつかのグループに分かれており、ユニークで豊かな文化を持つことで知られています。モン族の文化について語るならば、白モン族の女性の衣装を外すことはできないでしょう。
(VOVWORLD) - 「パイトン式」とは、新婦が新郎家の祭壇にお参りをして、ご先祖様に「これからよろしくお願いします」という意味を込め、挨拶することをいいます。
(VOVWORLD) - ベトナムで人口が3番目に多い少数民族タイ族は全国各地に暮らしていますが、西北部の省と北中部のゲアン省、タインホア省に集中しています。その中で、ゲアン省とタインホア省に暮らすタイ族の伝統的な儀式「サンカン(Xang Khan)」は2017年9月に国の無形文化遺産として認められました。
(VOVWORLD) - 北西部山岳地帯で暮らす少数民族カン族の「キンパン(King Pang)」という儀式は養父母への親孝行を示すものです。生活が大きく変化しているにもかかわらず、この儀式は依然として続いています。
(VOVWORLD) - ベトナムの54民族の中で、コム族(Kho Mu)はそれほど人口が多くはありませんが、伝統的な文化がきちんと守られている民族として知られています。中でも、踊りや民謡などの伝統芸能は日常生活に欠かせないものとして大切に保たれています。
(VOVWORLD) - ハノイから北西へ300キロ離れたところにあるラオカイ省バオタン県ドンカム村は少数民族赤ザオ族の居住地です。この村は老木の多い森林を持つことで知られています。これは、住民の森を大切にする精神から来るもので、「森の神様を祀る儀式」はその精神を表しています。
(VOVWORLD) - ベトナム北部山岳地帯に暮らす少数民族タイ族の行事は、「家を祀る儀式」は昔から伝わる行事の一つです。この儀式は先祖の恩に報いるとともに、新年に家族全員が健康で、仕事がうまく行くよう願うものです。
(VOVWORLD) - 北部山岳地帯に居住しているテイ族とヌン族の獅子舞は2017年、国の無形文化遺産として認定されました。この獅子舞は新年を始め、年中行事に欠かせない存在で、テイ族とヌン族の人々に大切に保たれています。
(VOVWORLD) - 少数民族モン族は新年に神様を祀る儀式を行う習慣があります。この儀式は、不運を幸運に変えることを祈るためのものです。
(VOVWORLD) - ベトナムで最も多い少数民族として知られているモン族について触れるならば、この民族の独特な楽器である横笛「ケン」をすぐ思い浮かべることでしょう。この楽器はモン族の民族性の現われであるとされています。
(VOVWORLD) - 北部山岳地帯に居住する少数民族テイ族とヌン族のお正月は旧暦で祝います。お正月には、独特な習慣がたくさんありますが、中でも、不幸を好転させるための「祭壇や農具に赤い紙を貼る」という習慣はお正月を楽しむにあたり欠かすことのできない習慣です。
(VOVWORLD) - ベトナムに共存している54の民族はそれぞれ、伝統的な旧正月テトを楽しむ独特な習慣があります。これらの習慣は、ベトナムの豊かな文化を支えています。その中で、西北部はタイ族やテイ族、モン族、ザオ族などの居住地なので、多くの独特なテト習慣を誇りにしています。
(VOVWORLD) - ラフ族はベトナム西北部ライチャウ省ムオンテ県に住む少数民族で、その人口は1万2千人以上です。従来より、焼畑農業を基軸とした生活を続けてきましたが、定置型農業へとシフトしたことにより、生活は一段と改善されています。