(VOVWORLD) - 少数民族タイ族の多数が暮らしている西北部ソンラ省においては、「優秀芸人」の称号を持つアーチスト カム・ヴイさんはタイ族の伝統文化の保存と開発に生涯を捧げていることで知られています。カム・ヴイさんの努力により、ソンラ省ではタイ族の伝統的な民謡と踊りが身近なところで見かけられるようになっています。
(VOVWORLD) - ベトナム中部高原地帯テイグエン地方に居住している少数民族ムノン族は、コミュニティのつながりを大切にしており、兄弟や姉妹の契りを結ぶ儀式を行う習慣があります。この儀式は人間同士の団結や愛情、相互支援の強化を目指すもので、ムノン族のヒューマニズムを示すものとして知られています。
(VOVWORLD) - 中部高原地帯テイグエン地方のラムドン省カッティエン県に暮らす少数民族マ族の行事の中で、「森の神様への感謝祭」は、深い人文的価値を持つ独特な行事です。儀式を通じて、マ族は、自然の恵みを大切にし、それに対する感謝の気持ちを示します。
(VOVWORLD) - タイ族の伝統舞踊「ソエタイ」がユネスコによって無形文化遺産として認定されたことは、ソンラ省を始め、タイ族が多数暮らす地方にとって大きな誇りでありながら、ソエタイを守るための重い責任でもあります。
(VOVWORLD) - ベトナム中南部ビントゥアン省には34の少数民族が居住しています。その中で、4万人の人口を擁するチャム族は人口が最も多い民族です。近年、ビントゥアン省は少数民族の伝統文化の維持と開発を進める方針により、伝統音楽と舞踊の価値をコミュニティの生活の開発に役立つことに力を入れています。
(VOVWORLD) - 北部山間部に暮らす少数民族テイ(Tay)族、ヌン(Nung)族、タイ(Thai)族の民謡テン(Then)の儀式が2019年12月に、(ユネスコ)国連教育科学文化機関によって無形文化遺産として認定されました。これは民謡テンの儀式の価値を認めるものであり、この儀式を維持・保存するためのモチベーションともなっています。
(VOVWORLD) - ベトナムの少数民族の独特な祭りの一つとして、北部山岳地帯に居住するザオ族の「踊り祭り」があります。踊り祭りはザオ族の祭りの中でも最大かつ重要な祭りで、この民族の豊かな文化と独特な信仰生活を示しています。
(VOVWORLD) - ハノイから西北へ180キロ離れたソンラ省フーイエン県にあるムオンタック谷は少数民族タイ族の居住地で、タイ族の豊かな文化で知られています。現在、生活様式が大きく変化する背景の中で、この地のタイ族の人々は、伝統文化の保存と開発に力を入れています。
(VOVWORLD) - ベトナム中部クアンビン省とハティン省に居住しているチュット族はベトナムの53の少数民族の中で人口が最も少ない少数民族であり、1958年に山中で発見されたばかりで、原始的な生活の一部の習慣が残っている民族でもあります。その中には、結婚に関する風俗習慣があります。
(VOVWORLD) - ベトナム中部クアンビン省とハティン省に居住しているチュット族は人口がわずか6千人で、ベトナムの53の少数民族の中で人口が最も少ない少数民族です。チュット族は1958年に山中で発見されてから、原始的な生活から近代的な生活へと暮らしぶりが徐々に変わってきました。原始的な生活の一部の習慣は消滅しましたが、良き習慣は大切に保存されています。
(VOVWORLD) - ベトナムの53の少数民族の中で人口が最も多いテイ族は多くのグループに分けられ、それぞれのグループの衣服には相違点がありますが、シンプルなスタイルという点では共通しています。衣服の特徴は模様なども華美ではないし、色も藍色だけです。その中で、北西部ラオカイ省ムオンクオン県に暮らすパジグループの約2千人は独特な衣装を誇っています。
(VOVWORLD) - ハノイから西北へ約320キロ離れたところにあるラオカイ省シマカイ県は少数民族ヌン族多数が暮らしている地方で、ヌン族の伝統的な土壁の家があちこちで見かけられます。この家はヌン族にとって単に住むところではなく、伝統的な風俗習慣を次世代に残していくところでもあります。
(VOVWORLD) - ベトナム中部高原地帯テイグエン地方の文化について触れるならば、この地に暮らす少数民族のドラ(鐘)の文化を抜きにして語ることはできません。しかし、現代生活の影響でドラ文化が消滅してしまう恐れがあります。こうした事態を前に、ダクラク省では、ドラ演奏の技術を若者に伝えるための取り組みが展開されています。
(VOVWORLD) - 中部高原地帯テイグエン地方にあるダクノン省はムノン族の主要な居住地です。この民族は伝統文化の保存に対する意識が高く、中でも伝統的な家屋を大切に保っています。
(VOVWORLD) - 近年、テイ族の結婚式の風俗習慣が変わりつつありますが、新夫婦の健康と村の豊作を象徴する餅を贈るという習慣は依然として大切に保たれています。
(VOVWORLD) - ベトナム中南部の沿岸地帯にあるビンディン省では、少数民族はわずか人口の2%を占める程度ですが、同省の行政府の支援政策により、伝統文化を大切に保っています。同省に暮らす幾つかの少数民族の代表的な行事を楽しみましょう。
(VOVWORLD) - ベトナム中部クアンナム省の山間部に暮らしている少数民族コトゥ族は自然のものを原材料に利用して家具や日用品を作るのが上手です。その中で、藤や竹でできた細工物は有名です。現在、伝統的な籐・竹細工は安定的な収入源となっており、コトゥ族の生活改善に寄与しています。
(VOVWORLD) - 現在、ナチャン集落に足を運ぶと、女性たちが熱心に伝統的な錦織を織っている昔と変わらない風景が見られます。これは伝統的な錦織が依然としてここのザオ族の生活に密着していることの表れといえるでしょう。
(VOVWORLD) - 「鈴の踊り」は、先祖の恩に報いる儀式や、葬式、豊作を祝う式、成人式、二十四節季の5番目である「清明」などほとんどの儀式で主要な踊りとして用いられます。
(VOVWORLD) - 中南部ニントゥアン省バイアイ県に暮らす少数民族ラグライ族は「親孝行の儀式」を誇りにしています。これはこの民族の人生観の表れで、現在も大切に保たれています。