ディエンビエンフーの戦いで知られているベトナム北西部山岳地帯のディエンビエン省はここ数年、少数民族の文化の豊かさを活用し、ホームステイでの観光を活発化させています。
クアンチ省には ベトナムで1番多く戦跡、戦場の跡があります。戦時中、激しい戦いが行われたこの地方には、現在、戦争にかかわる430の遺跡が残されています。
日本では、1965年から1973年までベトナム戦争反戦運動が盛り上がっていました。その中で、神奈川県の横浜市と相模原市での反戦運動は当時の注目を集めました。
日本語放送開始記念日がやってきます。1963年4月29日、日本語放送がスタートして52年目を迎えます。特別番組としてスタジオにハノイ在住のお二人の日本人男性に来ていただいています。
ベトナム南部メコンデルタの最大の町カントーはこの数年、観光発展に力を入れており、国内外の観光客を魅了しています。
北中部沿海のタインホア(Thanh Hoa)省はハノイから南へおよそ150キロ離れた所にあります。長い海岸線や、民族色豊かな文化、数多くの史跡地区と伝統職業村などがあり、観光発展に大きな潜在力が恵まれているとされています。
中部クァンナム省ナムザン県は美しい自然風景に恵まれる他、ここに住む少数民族カトゥー族は豊かな伝統的文化を持っています。近年、日本のFIDR (ファイダー)公益財団法人国際開発救援財団の支援により、カトゥー族の人々は観光活動を行えるようになりました
2009年、ベトナムの伝統芸能「カーチュー(ca tru)が緊急保護を要するユネスコ世界無形文化遺産として認定されました。おかげで、カーチューという名は多くの人々に知らています。
ベトナムに住むザオ族の人口はおよそ百万人で、ベトナムの54の民族の中で、9番目に多くなっています。
ベトナム南部、メコンデルタ地帯にあるベンチェ省が、ヤシの木、ココナツの他にも、果樹園の観光でも有名です。
ベトナム北部のタイビン( Thai Binh) 省にあるクオック( Khuoc) 地区は昔から、そのハットチェオが土地に息づいているところです。
ベトナムの旧正月テトも明けて、ベトナムでは現在、春祭りのシーズンに入っています。各地で様々な祭りが行われています。
中部のトゥアティエンフエ省には、多くの伝統職業村があります。中でも、タインティン村は紙製の花作りで有名です。300年前から行っているということです。現在、タインティン村の30世帯が紙の花を生産しています。
この公演は「ハットサムと現代」をテーマに行われました。多くの人たちがハットサムを堪能したようです。
国際社会への仲間入りを進めているベトナムは、世界のさまざまな国と文化交流を活発に行っています。でも、外へ外へというだけではありません。ベトナム国内の少数民族の伝統的な祭りの保存にも積極的に取り組んでいます。
昨年一年間で、ベトナムの2つのものが、それぞれ世界遺産と無形文化遺産として、ユネスコ国連教育科学文化機関から認定されたんです
マムカーで有名なアンザン省のチャウドック市はカンボジアとの国境沿いに位置します。この地方には中国系の人々や、チャム族、クメール族などが住んでいます。チャウドックの名産品「マムカー」は今から100年前に作られたと言われています。この地方の「マムカー」は独特です。
前回のハノイ便りでは、ベトナムの民間信仰、聖母道での最も重要な儀式、ハウドンについてお伝えしました。今日は、ベトナム人の日常生活の中での聖母道についてお伝えします。
レンドンはベトナム語で、神が霊媒に乗り移って預言や踊りなどを行うことです。バードンと呼ばれる霊媒師を通じて、神と向き合う儀式です。レンドンは、宗教現象と民間芸術の要素が結び付いています。霊媒師のバードンに、天の神、地の神、水の神、山の神がとりついて、人々はその神たちに祈りをささげます。
ゲアン省とハティン省では、『ビー』と『ザム』を歌う住民のクラブ、これはサークル活動のようなものですが、それが昔から行われています。これが、この民謡の保存に大きく貢献しているんです。