中部クァンナム省ナムザン県は美しい自然風景に恵まれる他、ここに住む少数民族カトゥー族は豊かな伝統的文化を持っています。近年、日本のFIDR (ファイダー)公益財団法人国際開発救援財団の支援により、カトゥー族の人々は観光活動を行えるようになりました
2009年、ベトナムの伝統芸能「カーチュー(ca tru)が緊急保護を要するユネスコ世界無形文化遺産として認定されました。おかげで、カーチューという名は多くの人々に知らています。
ベトナムに住むザオ族の人口はおよそ百万人で、ベトナムの54の民族の中で、9番目に多くなっています。
ベトナム南部、メコンデルタ地帯にあるベンチェ省が、ヤシの木、ココナツの他にも、果樹園の観光でも有名です。
ベトナム北部のタイビン( Thai Binh) 省にあるクオック( Khuoc) 地区は昔から、そのハットチェオが土地に息づいているところです。
ベトナムの旧正月テトも明けて、ベトナムでは現在、春祭りのシーズンに入っています。各地で様々な祭りが行われています。
中部のトゥアティエンフエ省には、多くの伝統職業村があります。中でも、タインティン村は紙製の花作りで有名です。300年前から行っているということです。現在、タインティン村の30世帯が紙の花を生産しています。
この公演は「ハットサムと現代」をテーマに行われました。多くの人たちがハットサムを堪能したようです。
国際社会への仲間入りを進めているベトナムは、世界のさまざまな国と文化交流を活発に行っています。でも、外へ外へというだけではありません。ベトナム国内の少数民族の伝統的な祭りの保存にも積極的に取り組んでいます。
昨年一年間で、ベトナムの2つのものが、それぞれ世界遺産と無形文化遺産として、ユネスコ国連教育科学文化機関から認定されたんです
マムカーで有名なアンザン省のチャウドック市はカンボジアとの国境沿いに位置します。この地方には中国系の人々や、チャム族、クメール族などが住んでいます。チャウドックの名産品「マムカー」は今から100年前に作られたと言われています。この地方の「マムカー」は独特です。
前回のハノイ便りでは、ベトナムの民間信仰、聖母道での最も重要な儀式、ハウドンについてお伝えしました。今日は、ベトナム人の日常生活の中での聖母道についてお伝えします。
レンドンはベトナム語で、神が霊媒に乗り移って預言や踊りなどを行うことです。バードンと呼ばれる霊媒師を通じて、神と向き合う儀式です。レンドンは、宗教現象と民間芸術の要素が結び付いています。霊媒師のバードンに、天の神、地の神、水の神、山の神がとりついて、人々はその神たちに祈りをささげます。
ゲアン省とハティン省では、『ビー』と『ザム』を歌う住民のクラブ、これはサークル活動のようなものですが、それが昔から行われています。これが、この民謡の保存に大きく貢献しているんです。
『ビー』と『ザム』は、ゲアン省とハティン省の259の村で大昔から歌われてきました。地元住民にとって、精神的に欠かせないもの、糧と言えるかもしれません。
先々週のこの時間は、ハロン湾の保全活動についてお伝えしました。今日もベトナムの遺産を守る取り組みをご紹介します。ベトナム中部、クアンナム省のミーソン遺跡はユネスコ、国連教育科学文化機関の世界遺産として認定されています。ミーソン遺跡は、同じく世界遺産になっているホイアンと一緒によく観光ツアーになっているので、ご存じの方も多いかもしれません。
オクオムボックは、クメール族の年中行事の中で、3つの重要な祭りの一つです。毎年、旧暦の10月14日と15日の二日間行われる「お月さまのお祭り」です。クメール族の人々にとって、月は天候を管理する神様で、農業が順調にいくのは、お月様のおかげとされています。
20年前の1994年、ベトナム北東部にあるハロン湾が、ユネスコ、国連教育科学文化機関によって世界自然遺産として認定されました。 ハロン湾は、ベトナム中部にある古都フエに次いで、ベトナムで世界遺産として認定された2番目のものです。
今日のハノイ便りは、ベトナムで19世紀頃からある民間信仰の一つ「聖母道」について、お伝えします。「聖なる母の道」と書いて「聖母道」です。
アオザイは「アオ」が服「ザイ」は長いですから、「長い衣装」という意味になりますが、女性の魅力を強調していますね。女性の体型にピッタリ合い、パンタロンと組み合わせられ、両脇のスリットがウエストまであるため、“風にそよぐアオザイ美”といわれています