現在、インターネットの急速な普及にともない外来文化がベトナムに幅広く入り込んでいます。言葉の面でも例外ではなく、外来文化の影響を受けています。
中部高原地帯ティグエン地方は、エデ族、バナ族、ジャライ族など、様々な少数民族が住んでいます。この地方はドラとシンバルの演奏や水牛のいけにえ祭り、暗誦して伝えられた口承叙事詩の発祥地として知られています。
ハノイに隣接している北部バクニン( Bac Ninh) 省は民謡クァンホの発祥地として知られているだけでなく、多くの伝統的文化を保存しています。その中の一つはベトナムの有名な民芸版画であるドンホー版画を抜きにして語ることはできません。
この定期市はハイフォン市内にりますが、ベトナムの田舎の雰囲気を感じさせる市で“ハン定期市”と呼ばれています。
中部ハ・ティン省フォン・ソン県にある貧しい村で生まれたタクさんの両親は教師ですから、小さい頃から、たくさんの本を読んでいました。18歳になったタクさんは800冊もの本を読んでいました。
ホーチミン共産青年同盟中央委員会が顕彰したベトナムの代表的な青年10人の中には女性歌手タイ・トィ・リン( Thai Thuy Linh)が居ました。
ベトナムでは旧暦の3月になると、誰もがベトナムの建国の祖フン(雄)王を偲ぶ祭りについて思い出します。フン王を偲ぶ祭りは毎年旧暦の3月10日に行われていますが、今年は4月19日にあたります。
カーチューの歴史はあまりはっきりとは解明されていませんが、15世紀の碑文(ひぶん)と黎朝時代の文献によりますと、11世紀頃に発生したとされています。
今月3日、ベトナムの伝統的民謡「ハットサム(Hat xam)」の歌い手の第1人者であり、ハットサムの20世紀の最後の芸人とも言えるハー・ティ・カウ(Ha Thi Cau)さんが北部ニンビン省にある自宅で92年の生涯を閉じました。
ベトナムで、竹飯は主に森林が多い山岳地帯の住民にとって馴染み深い料理です。
日本では旧暦の1月を睦月(むつき)と呼びますね。その意味は「親族一同が集って宴(うたげ)をする」というようですが、ベトナムでは、昔、「睦月は遊びと宴の月」という諺もありますね。
この祭りは、男女が交互に歌い合うベトナム伝統民謡「クアンホ/Quan Ho」を鑑賞できることで有名です。
北西部の住民の大多数は少数民族ですから、今も昔ながらの暮らしを営んでいます。昔から、この地方に住んでいる人々は耕作地が少ないため、長い年月をかけて何百段もある見事な棚田を作り上げてきました。
特に多くのベトナム人は旧暦の1月15日、日本で言うと小正月、またのなは上元節にお寺に行くのは非常に重要な意義があることを信じられているようです。
この村はベトナムの建国の祖フン王廟があるフート省にあるため、同省にある他の村々と同じように、多くの伝統的文化が保存されています。
旧暦12月15日から、ハンルオック通りで花市場が開かれます。これは古くから伝わる花市場であり、テトを前にして、ハノイの人々にとって欠かせない文化的なイベントになっています。
ベトナム文化スポーツ観光省所属文化遺産局の集計によりますと、2012年12月7日現在、ベトナムでは世界遺産として認定されたのは17件があります。
首都ハノイ北方からおよそ200キロ離れた所にあるバクカン省はベトナムの他の地方と比べると、困難な状態にありますが、山と森林に囲まれた豊かな自然が残っています。
ハノイの文廟は1070年に建立されました。その後、1076年には国内初の大学となる国子監が敷地内におかれ、王族・貴族の子弟や官僚が学んでいましたが、これにより、学問にご利益(りやく)のある場所として、観光客だけでなく多くのベトナム人が訪れています。
今日は寒いハノイから東洋的な教会であるファッジェム教会についてご紹介します。